
2025.07.14
自然災害への備え
〜企業に求められる一歩先の減災対策〜
こんにちは。常盤産業です。 近年、自然災害が増加しており、企業における防災対策の重要性はますます高まってきています。こうした背景のなか、2025年7月1日に政府は「南海トラフ地震防災対策推進基本計画」を修正し、今後10年間で災害による死者数をおおむね8割、全壊や焼失する建物数をおおむね5割減らす「減災目標」を発表しました。(1) こういった背景を踏まえ、企業もこれまで以上の減災対策が求められています。スタッフが安心して働ける環境を整えるために、今こそ「もう一歩」踏み込んだ対策を検討してみてはいかがでしょうか。 備えることで被害を最小限に 地震などの自然災害はいつどこで起きるかはわかりません。特に避難通路や設備の転倒防止器具の設置は重要です。 避難経路の再確認 災害時には、多くの人が一斉に避難通路を通ります。慌てた状況下では避難通路は、混みあい、訓練時には想定できなかった事態が起こり得ます。例えば、避難通路区域外に置いているものにぶつかり、それが倒れ、避難経路をふさいでしまうこともあります。さらに、停電時は、足元が見えず、転んでしまうことも起こり得ます。 設備の転倒は命に関わる 地震発生時は、工場内設備の転倒対策は必須です。これまでの地震被害でも、転倒した設備が原因で負傷する、倒れた設備で通路が塞がれ、逃げ遅れるといったケースが多発しています。最悪の場合、設備の倒壊が原因で火災につながることもあります。こうした屋内で災害にあう「屋内災害」の対策は、企業にとって不可欠と言えるでしょう。 復旧には時間も費用もかかる 損壊した設備を修理、または新設して製造ラインを再開するには、多大な時間と費用がかかります。場合によっては、依頼が殺到し、復旧まで相当待たされる可能性もあります。「対策をしておけばよかった…」と後悔する前に、設備の転倒防止をしておくことをお勧めします。 アンカーレス耐震ブラケット「T-LOCK」 転倒防止設備の多くは、アンカーボルトで固定しますが、床への穴開けができない工場では設置が課題でした。そこで、ご紹介するのが、アンカーレス耐震ブラケットT-LOCKです。穴あけ不要のT-LOCKには、他にも以下のような特長があります。 強力な吸着力…T-LOCKひとつあたり150gf以上の力で吸着し設備をしっかりと固定 耐水、耐油性…水や切削液、油が飛び散る環境でも使用でき、汚れた場合は水洗い可能 簡単設置…設備を動かすことなく設置可能 剥離可能…のり成分を使用していないため剥がした後もベタつかない オーダーメイド対応…さまざまなサイズや形状に合わせたオーダーメイドが可能 T-LOCK吸着力の秘密は、弊社が開発した特殊なゲルシートにあります。このゲルシートは、設置面にしっかり吸着して固定し、震度7相当の揺れにも耐えることができます。アンカーレスなので、頻繁にレイアウト変更を行う場所にも対応可能です。 アンカーレス耐震ブラケットT-LOCK導入実績とお客様の声 弊社のアンカーレス耐震ブラケットT-LOCKは、これまでに多くの企業にご採用いただいております。 自動車メーカー 医療機器メーカー 電子機器メーカー バイクメーカー セラミックメーカーなど 導入いただいた企業からは、以下のようなお声をいただいています。 設置が簡単で助かる 2階で穴開けができない場所でも耐震対策ができるようになった 汚れても洗えるので衛生的 設備に応じてカスタマイズしてもらえて便利 アンカーレス耐震ブラケットT-LOCKについて詳しくはこちらをご覧ください。 実物をご覧になりたい、または実際に触ってみたいなど、ご興味をお持ちの方は、下記ボタンよりお気軽にご連絡ください。 弊社の取り扱い製品はこちらからご覧いただけます 弊社が手掛けた事例はこちらからご覧いただけます 自働化・省人化に関する他の記事はこちらからご覧いただけます 画像を活用した設備はトキワシステムテクノロジーズへ 〈参照〉 (1)内閣府防災情報「南海トラフ地震防災対策推進基本計画の変更の概要」https://www.bousai.go.jp/jishin/nankai/pdf/nankaitrough_keikaku_henkou_gaiyou_r7.pdf