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2021.11.11 画像検査ラボ便り

画像検査ラボ便りVol.3 レンズとワーキングディスタンスの関係

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。
本日は、弊社の画像検査ラボの技術担当者から、レンズとワーキングディスタンスを変えて、同じワークを撮像した画像を見せてもらいました。

こちら3枚の画像です。

違い、わかりますか?
若干色味の違いはありますが、ほぼ同じ大きさで同じように写っていますよね。
では、これらの同じような画像は、同じような環境で撮像しているのでしょうか?

それぞれ、撮像している様子を横から撮影した写真がこちらです。

➀の撮像風景
➁の撮像風景
③の撮像風景

レンズの位置、全然違いますね!
➀の画像はワークのかなりギリギリまで近づいていますし、逆に③の画像はワークからとても離れて撮像しています。こんなにワーキングディスタンスに違いがあるのに、撮像画像はほぼ同じに写る理由はレンズにあります。

実は、それぞれの撮像には焦点距離の異なるcctvレンズ(+接写リング)を使用しています。焦点距離が近ければワーキングディスタンスは短く、逆に焦点距離が長ければワーキングディスタンスは長くなるのですね。レンズの焦点距離とワーキングディスタンスが上手くかみ合っていないと、ピンボケしてしまい、上手く撮像できません。

焦点距離にあったワーキングディスタンスを取れば、最初の画像のように様々なレンズ・ワーキングディスタンスでキレイな画を撮ることが可能です。

画像検査装置の設置スペースをあまり広く取れないなどの理由でワーキングディスタンスがあまり取れなかったり、逆にワークが高温物であるなど、長く取る必要があったりする場合には、使用するレンズの焦点距離を合わせることができれば撮りたい画が撮りやすいのではないでしょうか。

常盤産業の画像検査ラボでは、他にも様々な実験を日々行っております。今後もその実験の様子をこのようにお届けして参りますので、是非ご覧くださいませ。
尚、技術的なご質問等ございましたら、技術担当者にお繋ぎいたしますので常盤産業 田中までお問合せください。オンライン商談も受け付けております。オンライン商談について