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ハロウィン!今年はジャック・オ・ランタンを手作りしてみては!?
こんにちは。常盤産業のブログ担当 上野です。
もうすっかりおなじみのハロウィン。コスプレメイクやハロウィン衣装に変装して楽しむ人。かぼちゃ料理を楽しむ人。ハロウィンだからと乾杯する人。いろんな過ごし方がありますよね。そんな楽しいハロウィン、調べてみると意外なヒストリーが…。ヒストリーを知って2024年のハロウィンを過ごしてみてはいかがでしょうか。
ハロウィンのヒストリー
ハロウィンは2000年以上前の古代ケルトの新年祭「サウィン」が起源とされています。古代ケルトでは11月1日が新年とされ、その前日の10月31日になるとこの世とあの世との境目が低くなり、亡くなった人の魂がこの世に戻ってくると考えられていました。この世に戻り、さまよう魂に生きている人間と気づかれないよう、そして自身に近づいて来ないように衣装を変え、こわい顔をした野菜を飾ったという説があります。そんな風習が移民によってアメリカに渡り人気が出て今日に至る…というわけです。
2000年以上伝わり続けているハロウィンってすごいですね。
ジャック・オ・ランタンはどうやって生まれたのか
ハロウィンといえば思い浮かべるかぼちゃのお化け「ジャック・オ・ランタン(ジャックが持つ灯り)」。なぜハロウィンにかぼちゃのお化けを飾るのか…。2つの説をご紹介します。
ひとつめは、古代ケルトでは頭部を崇拝し敵人の頭を戦利品として飾るといった風習があったため、その名残ではないか…という説。
もうひとつは、ケルト人の男性ジャックが自身の魂を抜きに来た悪魔を2度も騙し生き永らえたが、寿命が尽き亡くなった。生きている間の行動が悪かったので天国には到底行くことはできない。しかも悪魔を2度も騙してしまったので地獄からも受け入れ拒否されてしまい行き場を失ってしまう。真っ暗闇の中で行き場を失ったジャックを不憫に思った悪魔がせめて灯りだけでも…と灯したという説。
どちらも今のハロウィンとはちょっと違う感じです。しかも当初、顔を彫った野菜は、カブやじゃがいもだったとか。
この習わしが伝わったアメリカではかぼちゃが手に入りやすく代用し、それが定着したとされています。
ジャック・オ・ランタンを作ってみよう
歴史のあるジャック・オ・ランタンですが、ハロウィン気分を盛り上げてくれるグッズとしてなくてはならないもののひとつといってよいでしょう。そんなジャック・オ・ランタンは意外と簡単に作ることができます。
ジャック・オ・ランタンの作り方
【準備するもの】
・ハロウィンかぼちゃ
※食用かぼちゃは硬く切り取りにくいのでハロウィンかぼちゃがおすすめです
・よく切れるナイフ
・ペン(濃い鉛筆でも可)
・軍手
・ゴミ袋 (新聞紙でもOK)
※かぼちゃから出る水分で汚さないため)
【作り方】
① ゴミ袋を広げ、ハロウィンかぼちゃを置く
② かぼちゃの下の部分を切り取り底からスプーンなどで種をかき出す
③ ハロウィンかぼちゃに顔を下書きする
④ 下書きした部分をナイフで切り取る
※かぼちゃにキャンドルを灯したいときは、②で切り取ったかぼちゃの底部分にキャンドルを置くための台を作ります。
ハロウィンかぼちゃは食用でありません。食べることができないわけではないですが、味も食感も食用かぼちゃと比べると劣ります。しかし柔らかいのでナイフで切りやすくジャック・オ・ランタンを作るには最適です。手作りのジャック・オ・ランタンならよりテンションが上がりそうですね。
ハロウィンにかかせないのが「トリック・オア・トリート!」
大人だけでなく子供も楽しいハロウィン。「トリック・オア・トリート!~お菓子をくれなきゃイタズラしちゃうぞ!~」と合言葉を言いながら家をまわって、お菓子をもらう子供たち…これぞハロウィンですよね。
実は子供が家をまわりお菓子をもらうってイベントが日本にもあることをご存じですか?
例えば「お月見」。
「お月見どろぼうでーす」といいながら、家々をまわりお菓子をもらう風習が残っている地域があります。常盤産業本社がある名古屋周辺では、名古屋市東部や日進市、三重県では四日市市で行われているようです。この他にも大分県の「みいげつ(名月)くださーい」というのも同じような内容です。子供たちが家々に声をかけながらまわる…なんてとてもほっこりします。地域でのコミュニケーションもとれるイベント、大切にしたいですね。
さて今年のハロウィンももうすぐ。お楽しみください。