interview

「最新図面がない」という難題を解決。
現場に寄り添うエンジニアリングの力

米沢工機株式会社

所在地
東京都世田谷区
事業内容
工作機械販売業、生産設備システム業、自動化システム提案業
「最新図面がない」という難題を解決。<BR>現場に寄り添うエンジニアリングの力 | その他

INTRODUCTION

自動化ライン構築で、極めて高い成功率を誇るパートナー「常盤産業」。
なぜ同社は、大手メーカーが断るような難題を解決できるのか。
装置開発の商社である米沢工機の担当者様にその強さの秘密を伺いました。

背景・課題
  • ご依頼いただいた2号機のベースとなる図面が最新でなく、現場改造分も未反映だった
  • 曖昧な要望を具体化できるパートナーが見つからなかった
導入したサービス
  • 図面に頼らず動作をゼロから設計し直す自動化設備

提案/課題解決
  • 現場で現物を一つひとつ確認し、動作をゼロから設計し直した

  • 部品のモデルチェンジで使えなくなった仕組みも供給・設計から見直した

曖昧な要望と最新でない図面が、大きな壁として立ちはだかった

具体的にはどのような状況だったのでしょうか?

もともと他のメーカーが作成した1号機があって、それの2号機を作りたいというご相談をいただいていました。なぜ当社に相談が来たかというと、1号機を作ったメーカーは工場設備から撤退していて。それで代わりに2号機を作れるところをさがしていたそうで、当社含め3社を検討いただいていました。

2号機製作の元となる図面は1号機のものだったんですが、これが最新ではない。納入後に現場で改造した部分などが反映されていなかったんですね。

この状態で、要件を言語化し足りない部分も補足して形にしてくれるパートナーを探すのは至難の業でした。

出会いのきっかけは展示会での「ダメ元」の依頼

以前、一度別の案件で常盤産業と接点があったそうですね。

はい、ネット検索で見つけて別件の相談をしたことがあったのですが、その時は残念ながらうまくいきませんでした。それで、この案件をどうしようか悩んでいた時に偶然展示会で常盤産業さんを再発見し、そういえば自動化をやってる会社だったな、と思い出して。

今こんなことで困っている、という話をしたら「ぜひチャレンジさせてほしい」と熱烈な立候補をいただきました。それなら「ダメ元」でも任せてみるか、と依頼したのがきっかけです。

担当者の「熱量」と徹底した現場主義が依頼の決め手

最終的に常盤産業を採用した理由は何でしょうか?

何より、担当者様、協力メーカー様の姿勢です。私たちの顧客の現場に同行した際、細かな仕様一つひとつまで熱心に質問を重ねてくれたのです。顧客からも「ここまで親身になって中身を見てくれるとは思わなかった」という驚きの声が上がりました。

この「真剣度」や「温度感」が顧客の心に火をつけ、信頼を勝ち取ったのだと思います。

案件進行中に現場で乗り越えた「古い図面」の罠

プロジェクトの進行中、困難な場面はありましたか?

1号機の仕様をリプレイスする際、最大の壁がありました。先ほどお話しした図面にない現場での改造も大変だったのですが、なによりも時間経過により、使用していた主要部品にモデルチェンジがあったことが大変でした。

以前はインラインで使用できていた部品が、現行モデルではオフラインでしかほとんど使えなくなってしまっていたのです。

その難局を、どう乗り越えたのでしょうか?

常盤産業さんは、現場で現物を一つひとつ確認し、動作をゼロから設計し直すという緻密なアプローチで対応してくれました。

要件を一つずつ言語化し、インラインで使えるように供給の仕組みや設計そのものを最適化することで、一つひとつ障壁を乗り越えていきました。

組織としての信頼と全社的な広がりを感じている

その結果、現在どのような関係を築けていますか?

私たちが常盤産業さんに相談した際の成約率は、8〜9割に達していると思います。社内でも「この自動化はどこのメーカーと受注したんだ?」と話題になっていて、そこからは、各地の拠点から相談が来るようになりました。

私たちのところに来る自動化案件は大手企業のようなガチガチの仕様書が存在しないことも多々あります。「こういうことをしたい」というエクセルに描かれたポンチ絵一枚だけということも珍しくありません。それでも常盤産業さんなら何とかしてくれますね。

常盤産業には、コンサルティング型SIerとしての存在感がある

最後に、常盤産業の強みはなんでしょう?

一言で言えば「とりあえず相談してみようと思える安心感」ですね。仕様書が不完全でもまずは現地現物を確認してヒアリング、顧客の要件を整理して言語化するところからやってくれる。

そういう「なんとかしてくれそう」という期待に応えてくれるのが一番の強みではないでしょうか。これからも、まだ見ぬ顧客の課題を共に解決していけるパートナーだと確信しています。