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2022.03.22 安全環境

部品取り違えを無くす魔法のBOX

こんにちは。常盤産業 ブログ担当 田中です。

日々の生活や仕事の中で、取り違えをしたことはないでしょうか?
ボールペンを取ったつもりが似た色のシャープペンを持っていたり、麦茶のつもりがめんつゆだったり、百円玉のつもりが五十円玉だったり…。
誰もが大なり小なり経験があるかと思います。 

ペンや硬貨であれば気づかず使っても取替しのつかない大きな問題にはならないでしょうが、これが「生産現場の高価な組付部品」や、「患者さんに渡す薬」なんかだったらいかがでしょう?お金や命・健康、信用などの取替しのつかない損害が予想されます。

絶対にあってはいけませんが、気を付けていても取り違えてしまうのが人間です。
本日はそんな取り違えを無くす、魔法のようなBOX、「ミテマスBOX pro」をご紹介いたします。

一見するとよくある引出しが30個付いた棚にタブレット端末がくっついているように見えます。大きさは幅1150mm、奥行き510mm、高さ1010mmで、足元にキャスターが付いています。
どこに取り違えを無くす機構があるのでしょうか?ミテマスBOX proが普通の棚と違うのは下記の点です。

バーコード認証で引出しのロックを制御
通常は全ての引き出しにロックがかかっており、中身を取り出すことができません。バーコードやQRコードを読み込ませることで、あらかじめ設定しておいた引出しのみがロック解除され、自動でポップアップします。
例えば、引出しAにM5のねじ、引出しBにM8のねじ、引出しCにM10のねじを在庫登録したとしましょう。M5のねじのバーコードやQRコードを読み込むと、引出しAのみが開錠されてポップアップします。他の引き出しBやCはロックされたままで開きません。

利用者の制限 
バーコードやQRコードで利用者を登録できるので、登録されていない部外者が勝手に中身を持ちだすことはできません。その利用者ごとに開けられる引出しを設定できる他、メンテナンス権限の有無も設定できます。
例えば、従業員Tさんのバーコード(QRコード)を、引出しA、Bを開けることができて、メンテナンス権限は無し、と設定しておけば、Tさんは引出しCは開けられませんし、メンテナンス画面も開けません。

履歴の記録
操作する時は必ず「誰が」「どの引出しを」開けて「いくつ持ちだしたか」か、の記録が残ります。そのため、在庫数が合わない、などのトラブルが起きた時には「何日の何時何分に」「誰が」「どの引出しから」「いくつ」出し入れしたか、をCSVデータで確認し、原因調査に役立てることができます。

上記の機能3点で、取り違えを徹底的に無くします!
さらに、在庫数が一定を下回ったらアラートを出したり、複数台のミテマスBOX proをネットワーク管理したり、ということが可能ですので、とても便利にお使いいただけます。

「取り違えなんてただのうっかり。気を付ければ良い」ではなく、大きな問題が起きる前にミテマスBOX proで根本から「取り違えゼロ環境」を作り上げませんか?
詳しいお打合せ、仕様の確認、ご相談は下記お問合せより、ブログ担当田中までお問い合わせください。

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