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2022.04.20 安全環境

音の大きさを表す㏈ 知ってるつもりシリーズ2

こんにちは。常盤産業 ブログ担当 田中です。

業界や製品にまつわる専門用語っていろいろありますよね。日々様々な言葉を使われているかと思います。

でも、良く知らないけど今更知らないとは言えない、知っているつもりでいたけどよく考えるとあまりよくわかっていない…そんな言葉はないでしょうか。私はあります。
今回は「知ってるつもりシリーズ」第二弾として、㏈(デシベル)について紹介していきます。簡単なご紹介となりますので、詳しく正確に知りたい方は書籍などでお調べください。

㏈(デシベル)
音の高低を表すのは周波数でしたね。では、音の大きさを表すのは?それが㏈(デシベル)という単位です。㏈は人間の感じる音の大きさを基に作られており、だいたい10㏈上がると音の大きさは2倍になります。
人間の耳が聞き取れるのはだいたい0~130㏈程と言われます。

それぞれどのくらいの大きさの音かというと……

※以下はあくまで目安です

20~30㏈ 夜の郊外の住宅地、木の葉のそよぎ
50㏈ 静かな事務室
60㏈ 普通の会話
70㏈ 大声での会話、間近でのセミの鳴き声
80㏈ 交通量の多い道路、パチンコ店内
90㏈ 地下鉄の車内、怒鳴り声
100㏈ 電車のガード下
110㏈ ドリル工事
130㏈ ジェット機の離陸音

↑ 防犯ブザーは至近距離では109㏈にもなります

私の体感では、80㏈を超えてくる環境では会話をする為に耳元で叫ぶ必要があるくらい、50㏈くらいの事務所ではおしゃべりをためらうくらいです。
80㏈以上の環境に数時間居た時にはその後数時間耳がぼうっとなり聞こえづらい症状が起きました。

同じ音の大きさ(㏈)でもその音の周波数によって人の感じ方や人への影響は大きく違い、数値上はそんなに大きくないのに、とても耳障りに感じたり、周辺環境と比較してうるさいと感じたりします。どうすれば騒音環境でなくなるのか、何が最適な防音方法なのか、はなかなか判断の難しいところです。

常盤産業では騒音測定、それぞれの音にあった防音構造の設計、現場の作業性やご都合に合わせた製作を行っております。
音がうるさくて困っている、でもどの音がうるさいのか、どうしたら小さくできるのかがわからない!という方は是非一度ご相談ください。

音に合わせた防音構造をご提案します