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2023.06.21 その他

しっかり説明できる?仕事中の用語集2

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。

日々のお仕事の中で何気なく使用している言葉。当たり前のように使っていますが、業界内自社内でしか通用しなかったり、世代によってわからなかったりしますよね。

相手の言っている言葉の意味が分からなくても、環境や状況、立場によっては意味を聞けずに「なんとなく」で察することしかできないこともあります。

ということで、今回は常盤産業社内で使われているいくつかの言葉について、調べてまとめてみました。

ポンチ絵/マンガ絵

ポンチ絵といっても明治時代に流行った風刺画ではありません。マンガ絵といっても少年漫画や少女漫画のような絵ではありません。

どちらも同じ意味、使われ方をする言葉で、簡単な略図・概略図という意味です。

正式な図面ではなく、その下書きや打合せ時にイメージを共有する為に用いられる絵のこと。主に手書きされることが多いのですが、私などは絵が苦手な為、プレゼンソフトで図形を組み合わせて作成することもあります。

「ポンチ絵・マンガ絵」を用いることで、文章だけでは表現しづらい内容も分かりやすく共有できるようになりますよ。

テレコ

「テレ」だからテレビや電話に関係する?…と思いそうですが、全く関係のない言葉です。テレコを言い換えると入れ違い互い違いあべこべ、といった言葉になります。

例えば、靴下を左右逆にはいている状態は靴下が「テレコ」になっている状態ですよ。

靴下がテレコになっているのはちょっと恥ずかしいだけで済みますが、A社とB社にそれぞれ送る荷物が「テレコ」になっていたら情報漏洩になってしまいますし、機械の配線が「テレコ」になっていたら最悪壊れてしまうかもしれません。

可愛らしい響きの言葉ですが、注意が必要ですね。

ちなみに、関西地方では一般的に使われる言葉のようです。

たたき台

なんとなく棒などでべしべしと叩く様子が思い浮かびますが、暴力的な言葉ではないのでご安心ください。

原案草案試案を意味する言葉です。

例えば新しいプロジェクトの企画書を作るぞ、という時にいきなり最終完成形の企画書を作成せずに、まずは下書き資料を作成して、それを元に議論を重ね、考えを巡らせて修正し、完成に持っていく方が多いと思います。その下書き資料こそが「たたき台」です。

「たたき台」は漢字では「敲き台」と書きます。見慣れない漢字ですが、刀鍛冶が金属をたたいて刀の形を成型する時に使用される台のことです。金属を刀にしていく工程を下書きに追加・修正して完成形にもっていく様子に例えてあるのですね。

さて、弊社内で使われている言葉を3つご紹介いたしました。普段使っている言葉でも改めて調べてみると知らない使い方や情報が出てきます。

皆様の業界や会社でも、よく使われているけどそういえば上手く説明できない、という言葉はありませんか?

お仕事の合間に改めて調べたり同僚・上司に確認したりしてみると、新たな発見があるかもしれませんね。