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2023.07.11 安全環境

空気中を漂うもの

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。

先日、長野県にある弊社の東日本営業所へ行ってきました。名古屋から車を走らせていると、ところどころ、霧に注意を促す標識を見かけます。

この標識があるとなんだか山に来たなぁ、なんて気持ちになるのですが、山にかかるものと言えば霧(きり)だけでなく霞(かすみ)靄(もや)もありますよね。これらって何が違うのでしょう?とりあえず漢字がややこしいのでここからはひらがなで書きます。

「きり」、「かすみ」、「もや」、この中で「かすみ」だけ仲間外れです。というのは、「きり」と「もや」は大気中の水蒸気が細かな水滴となって浮遊している状態を示し、気象用語としても使われます。一方、「かすみ」というのは水滴、ちり、煙などで空気中が白っぽくなってよく見えなくなることを表す言葉で、気象用語にはなっていません。

では、どちらも水滴で視界が悪い状態を示し、気象用語でもある、「きり」と「もや」の違いは何でしょう?

これは見通せる距離によって使い分けられています。空気中が白く濁っていても1キロメートル以上見通せる状態であれば、「もや」。1キロメートル未満しか見通せなければ「きり」、ちなみに100m以下しか見通せない場合は「濃霧(のうむ)」と表現しますよ。

「きり」「もや」「かすみ」どれも空気中の濁りによって遠くが見づらい状態にはかわりありませんね。遠くが見えないと、接近してくる車や人、動物に気づけなかったり、道が濡れて滑ったり、と晴れている時に比べて危険な状態となります。

空気がかすんでいる時やきり、もやが出ている時や場所はいつも以上に気を付けて通行する必要がありますね。

さて、きりやかすみ、もやは空気中に細かい水分やホコリが漂っているものですが、空気中に細かい油が浮いているものは「オイルミスト」と呼ばれます。こちらもこちらで健康被害や事故の原因となる危険なものです

オイルミストの危険性についてはこちらの記事をご覧ください

加工現場などで発生するオイルミスト、作業者の健康・安全のためにも空気から取り除きたいですよね。そんな時に活躍するのがミストコレクター。今回は中でも、加工機や工作機に直接取り付ける小型遠心オイルミストコレクターフィルターミスト」をご紹介いたします。

なんとこのフィルターミスト、その使いやすさや信頼性から世界シェアが推定20%

その人気の秘密は……

コンパクトサイズ  

一番小さなモデルはなんと、直径260mm、高さが302mm、吸引口径が75mmです。ミストコレクターというと、業務用エアコンのような大きさを想像しますが、かなりコンパクトですね。これなら加工機に直接取り付けても場所を取りません。しかも後付けもOK

豊富なアクセサリ

超微粒オイルミストも除去するアフターフィルタ、ホコリや切屑を収集しフィルタミストユニットへ侵入するのを防ぐコンパクトサイクロン、点検・メンテナンス時期をお知らせしてくれるモニタリングシステムなど、様々なアクセサリをご用意しております。

保守メンテの手間がわずか

内部を回転する羽により、遠心分離でオイルを集める為、フィルタの目詰まりによる能力低下が起きづらい構造になっています。メンテナンスが必要なのは本体内部のドラムとフィルタのみ。それも1000時間に一度の交換でOK。

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