
2025.06.09
油圧機器はメンテナンスで再生できる
こんにちは。常盤産業です。 工場の心臓部ともいえる工作機械等にはなくてはならない油圧機器。しかし、どんな機械もいつか寿命を迎えます。「うちの機械もそろそろ寿命かな…」と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか? 油圧機器をメンテナンスせずに使い続けていると、油圧機器は、本来の性能を発揮できず、圧力低下や流量不足、制御不能といったトラブルにつながることもあります。さらに最悪の場合は、突然の停止や予期せぬ動きにより安全性が脅かされることも。油圧機器のメンテナンスって大切です。 圧力検査装置 油圧機器の耐久性は何年か 運転条件や使用環境によって異なりますが、適切なメンテナンスを行なうことで、油圧機器は、長時間、稼働できます。 油圧ポンプ…およそ15年以上 油圧シリンダー…およそ10年以上 油圧モーター…およそ10,000時間以上 運転条件や使用環境によって違いがありますが、油圧機器のメンテナンスは、寿命にも深く関わる程大切なことです。 (ただし、建設機械などの過酷な環境で使用されている場合は、この限りではありません。) 寿命が近い油圧機器が出すサイン 油圧機器の寿命が近づいたサインには次のようなものがあります。 いつもより動作音が大きい、または異音がする 作動油の色が黒っぽい、もしくは白濁している 油圧機器が異常に熱い シリンダーが動かない、もしくは勝手に動いてしまう いつもより動作が遅く感じる 圧力が安定しない 油が漏れている 上記のサインがひとつでも見られる場合は、なるべく早めにメンテナンスをしましょう。 作動油の比較 左側:新油/右側:経年劣化した使用済油 調子が悪い油圧装置はもう使えない? 古くなった油圧装置は、買い替えや修理といった対応が必要です。しかし、油圧装置は、高価であるため、容易に買い替えられない企業も少なくありません。また、簡単に修理ができないのも現状です。その理由は、まず、使用されている油圧機器が既に廃番になっており、互換性のある部品が存在しないことがあります。次に、過去に改造を重ねているため、保管されている図面とは仕様が異なり、現状の仕様が不明というケースも少なくありません。 トキワシステムテクノロジーズなら安心 丁寧な診断と確かな技術 経験豊富な技術者が、現地にて油圧装置の役割や設備の動作、回路や寸法を調査します。お客様の類似機との比較や不具合の状況・内容から要因を特定し、問題を解決へと導きます。 幅広い対応力 国内外の製品からお客様のご要望に最適な部品を選定し、システムに搭載することが可能です。 ニーズに合わせた改良 作業性向上、省エネ化、信頼性向上など、お客様のご要望に応じた改良をご提案させて頂きます。もちろん、油圧システムの新規設計・製作も承っており、新たな付加価値を提案いたします。 現行部品が見当たらない機器でも大丈夫 オーバーホールにて修理対応を行うことができます。また、今後の保守を考慮し、必要に応じて互換部品の設計も承ります。 万全のアフターフォロー 修理・改良後も、お客様に安心してご使用いただけるよう万全のサポート体制を整えています。 このようなことができるのも40年以上にわたり培ってきた設計・品質ノウハウと豊富な実績があるトキワシステムテクノロジーズだからこそです。 トキワオリジナル油圧ユニット 油圧機器のメンテナンスはトキワシステムテクノロジーズにお任せを 「うちの油圧装置はもう古いから…」と諦める前に、まずはトキワシステムテクノロジーズにご相談ください。長年活躍してきた大切な油圧装置に、新たな息吹を吹き込み、これからも長くご活用いただくために。トキワシステムテクノロジーズは、お客様の油圧システムをトータルにサポートいたします。油圧でお困りの際は、担当の関谷が承ります。 どうぞお気軽に関谷までお問合せください。 ・弊社の取り扱い製品こちらからご覧いただけます ・弊社が手掛けた事例はこちらからご覧いただけます ・油圧機器のことならトキワシステムテクノロジーズへ