サーモグラフィでアルミを見ると…? 意外と知らないシリーズ4 | サーモグラフィ

サーモグラフィでアルミを見ると…? 意外と知らないシリーズ4

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。 右の画像をご覧ください。 黒地に白く太い線がいくつも交差しているだけの画像ですが、なぜか縦の白線と横の白線が公差する部分にぼんやりと黒っぽいような灰色っぽいような丸が見えたり見えなかったりしませんか? この画像自体には白線の公差部分には何も書かれていませんし、実は動画で動いているということもありません。 白線の公差部分に黒っぽい丸が見えたり見えなかったりするのは画像ではなく、私たちの目が勘違いを起こしている為起きている現象です。これは、「ハーマングリッド効果」と呼ばれるもので、なぜ目がこのような勘違いを起こすのかはまだはっきりと解明されていないそうですよ。 無いはずのものが見えてしまう、見えている景色と実際の景色が一致しない、なんて、なんだか不思議ですね。 実はサーモグラフィカメラでも実際の温度と画像上に表される計測結果とが全く一致しないケースがあります。 本日はサーモグラフィカメラで測定する時に起こりがちな、うまく計測が行えないケースをご紹介いたします。 まず、赤外線サーモグラフィカメラとは、物体から発せられる赤外線を測定して、そのものの表面温度を測定する測定器です。コロナ禍では街中にも人の表面温度を測る為のサーモグラフィカメラが沢山設置されていましたね。サーモグラフィカメラは対象に触れずに表面温度を計測でき、またどこがあたたかいか冷たいか温度分布を計測できるなど、接触式の温度計とは違う便利さを持ちます。 しかし、サーモグラフィカメラではうまく温度測定できないものがいくつかあります。その一つが金属。 どれくらいうまく測定できないか、簡単な実験をしたのでご紹介します。 使用するのはこちら。ほかほかのお湯入りコップとアルミホイルです。 このままではお湯がほかほかかどうか分かりづらいのですが、サーモグラフィカメラで上から見てみるとこの通り。 紙コップの中のお湯は白~赤色で表示され、90℃を超えています。やけどするほどほっかほかですね。 その後、この紙コップにアルミホイルをかぶせ、少し待ってみました。熱伝導性の高いアルミホイルはすぐに温められ、指でアルミホイルに触れるとついつい「熱っ」と指を離してしまうくらい熱々です。 接触温度計で測ってみるとこの通り、84℃でした。しっかりあたためられていますね。 しかし、このアルミホイルをサーモグラフィカメラで見てみた結果がこちら。 とても見えづらいですが、背景の机と同じような真っ青や水色で表示され、20℃程度しかないと表示されています。私の体感とも接触温度計の結果ともかけ離れています。 なぜこんなに違ってしまったのでしょう? それは、アルミがサーモグラフィカメラでとても測定しづらい物質だからです。アルミは私たちの目にもぴかぴか反射して見えますが、赤外線の世界でも同様に反射しています。アルミ自体の温度よりも、反射で映し出される周囲のものの温度が見えてしまっているのです。 イメージとしては鏡。鏡に映ったものの色は見えますが、鏡自体の色を見るのはなかなか難しいのではないでしょうか。 つまり、この20℃くらいの温度はアルミホイルの温度ではなく、アルミホイルに写り込んだ天井や壁、計測・撮影している私など、周囲にあるものの温度です。 このように、サーモグラフィカメラの使い方を誤ると全く信頼できない結果が出る可能性があります。 弊社では信頼のおける測定結果が出るよう、計測条件や環境整備も含めてご提案いたしますよ。 下記お問合せボタンよりご相談・お問合せお待ちしております!

常盤産業プライベートセミナー 第1回 | その他

常盤産業プライベートセミナー 第1回

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。 弊社の本社ANNEXにて、プライベートセミナーの開催が決定いたしました! 今回はセットメーカー様向けのセミナーとなります。ご紹介するのはテックマン協働ロボットとフィンガービジョンロボットハンド。それぞれの特長は本記事の後半でご紹介いたしますね。 セットメーカー様の中でも、「産業ロボットはよく扱うけど協働ロボットはまだ扱ったことが無いなぁ」「協働ロボットは扱うけどテックマンは知らないや」「他にない珍しい技術を使ったロボットハンドの情報が欲しい」という方に特にオススメなセミナーです。もちろんセットメーカー様以外の方でもご興味のある方は是非ご参加をご検討くださいませ。 【セミナーの概要】 開催日時:2024年2月20日(火) 第1回:10時~(最大3時間) 第2回:14時~(最大3時間) 会場 :常盤産業本社 ANNEX 名古屋市中区富士見町15-24 定員 :各回約8名~10名様(目安) (参加希望多数の場合は、調整の上ご連絡させて頂きます。) 内容 :TOKIWA省人化ソリューション/最新協働ロボット+ロボットハンドのご提案 <テックマン/協働ロボット> ・産業用ロボットと協働ロボットの違い ・テックマンロボット機能紹介(実機実演) ・標準搭載ビジョンシステムの機能紹介 ・ アプリケーション事例紹介 <フィンガービジョンロボットハンド> ・視触覚センサとは ・繊細ワークのハンドリング事例紹介 ・独自ビジョンセンシング技術による感応領域の数値化について (職人のカン・コツを数値化、見える化) ご参加ご希望の方は下記お問合せボタンより、 ・貴社名とお名前 ・参加ご希望の回 ・ご参加予定の人数 ・ご来場の際のお車の台数 を添えてご連絡ください。弊社営業担当者にお声がけいただいてもOKです。 尚、駐車場の枠が少ない為、できるだけ乗り合わせ、または公共交通機関のご利用をいただけますと幸いです。 さて、ではそれぞれの製品の特長を簡単にご紹介いたします。 テックマン協働ロボットはフェンスや柵無しで人と一緒に作業ができる協働ロボットの1種です。実は協働ロボットとしては世界シェア2位のロボットなんですよ。 その特長は ・カメラを標準装備 ビジョンシステムを内蔵している為、面倒なカメラの取付やロボットとの調整は不要です。また、簡単な検査や計数もこのビジョンシステムで実施可能です。 ・ランドマークで自動位置補正 カメラでランドマークを読み取ることで座標の補正を行います。ロボットの位置を移動させてもランドマークを目印に座標を再調整する為、細かな調整不要で更新ができますよ。 ・かんたんプログラミング 分かりやすいブロックプログラミングで直感的にプログラミングが完了します。 また、多くの周辺設備に対応している為、幅広い仕事をさせることができます。協働ロボットの活用を検討している方には是非一度触れていただきたいロボットですよ。 次にフィンガービジョン。こちらは触覚と視覚が融合した「視触覚センサ」がついた他にないロボットハンドです。ロボットハンドなのに、人の指のような繊細な力加減を可能にしていますよ。 https://www.youtube.com/watch?v=bZeFwQkTvoI 特長は ・柔らかいものを潰さずに把持 繊細な力加減により、生花や果物などの柔らかいものも潰さずに把持できます。視触覚センサでリアルタイムに判断するので事前学習は必要ありません。 ・滑り落ちるワークも落とさない 視触覚センサでワークの位置を常に見ているので滑りを感知すると力を強めて落とさないようにします。 ・高い汎用性 取り付けるロボットの種類や大きさを選びません。 他にない技術を使ったロボットハンドです。 柔らかいものの把持を検討していたり、他にないロボットハンドを見てみたい!という方には是非触れていただきたいハンドですよ。 これらの製品のセミナーにご参加希望の方は下記お問合せボタンよりご連絡ください。もし、セミナーには行けないけど詳しく話が聞きたい!という方がいらっしゃいましたらそちらもお問合せボタンよりご連絡をお願いいたします。

常盤産業1階にミニショールーム登場 | その他

常盤産業1階にミニショールーム登場

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。 名古屋市中区にある常盤産業本社の1階に、新しくミニショールームができました! 左:T-LOCK 右:DOBOT CR3 弊社取り扱い製品のほんの一部ではありますが、実機を常設展示しております。現在展示されているのは…… ・DOBOT CR3 小型協働ロボット ・アンカーレスブラケットT-LOCK 穴あけいらずの設備耐震固定器具 ・レーザークリーニング サビや塗装被膜をレーザー除去後のワークサンプル ・赤外線サーモグラフィカメラF50B-ONL 世界初フリースタイルサーモグラフィ ・ミテマスBOXtool 取り間違えをゼロにする管理BOX ・ミテマスmini 人感センサ音声発信付き監視カメラ 以上6種類!今後増えていく予定ですよ。 (出張デモに持ち出している場合などは展示していないことがあります) 左からミテマスmini、ミテマスBOXtool、F50B-ONL、レーザークリーニング カタログ上ではなかなか確認できない実際の動きを見ていただいたり、実機を手に取っていただいたりできますので、これらの製品が気になっている、検討しているという方は是非ご来場くださいませ。 ご来場ご希望の方は弊社担当者または下記お問合せボタンよりご希望のご来場日時や時間、ご来場人数を添えてご連絡ください。 また、常盤産業本社 ANNEXでは上記の他に不定期に特別展示を行う予定をしております。こちらは展示期間と内容が決まり次第お知らせ・ご案内いたします。 そしてそして!出張展示会にも対応しております! ミニショールームに展示してある製品を始めとして、ご要望にあわせた製品のデモ機をお持ちしてお客様の会議室等でミニ展示会をすることも可能ですよ。(一部お応えできない製品もございます) 対応エリアは東海エリア+長野県 ※その他のエリアは要相談 是非ウチで出張展示会を開催して!という方は弊社営業担当または下記お問合せボタンよりお気軽にご相談ください。

旋盤加工とフライス加工 知ってるつもりシリーズ7 | その他

旋盤加工とフライス加工 知ってるつもりシリーズ7

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。 旋盤加工とフライス加工。毎日仕事でやってるよ!という方もいらっしゃれば、聞いたことはあるけどよく知らないなぁ、違いやそれぞれの特長はよくわからないかも……?という方も、全く聞いたことがない、何それ?という方もいらっしゃると思います。わからない、聞いたことがない、と思ってもなかなか人に聞きづらいことってありますよね。私はあります。 今回は「知ってるつもりシリーズ」第7弾として、旋盤加工とフライス加工についてご紹介いたします。簡単な紹介となりますので、詳しく正確に知りたい方は書籍などでお調べください。 旋盤加工とフライス加工はどちらも加工機の中で刃物などのツールを使って対象物(以下ワーク)を削り、形を変える加工方法です。穴をあけたり、表面を削ったり、溝を削り出したり……。そして、どちらもくるくる回しながら加工します。何を回すのでしょう?そこに違いがあります。 ・旋盤加工旋盤加工はワークをくるくる回しながら加工します。回転するワークにツールをあてて円形にワークを削り取ります。イメージとしてはろくろでしょうか。ろくろに回される粘土を人の手で加工していくのに近いですね。ろくろで作り上げられるものがツボやお茶碗など丸いものであるのと同様、旋盤加工も丸い形状のものに適した加工方法です。旋盤加工では多くの場合バイトと呼ばれる刃が一つの刃物を使い、その刃は常にワークに接触し削り続けます。円筒形状のものの真ん中に穴をあけたり、周囲を削り取って細くしたりテーパをかけたり、ネジ山を作って雄ネジ・雌ネジを作ったり。ボルトやシャフト、ノズルなどを作ることができます。 旋盤加工 ・フライス加工フライス加工はツールをくるくる回しながら加工します。しっかり固定されたワークに回転するツールをあてて、多くの場合直線にワークを削り取ります。イメージとしてはチェーンソーや電動ドリルのような手にもつ電動工具が近いでしょうか。日曜大工やDIY、庭仕事をする時も止まっているものに対して回転する電動工具をあてて平面や直線に切断したり穴あけしたり研磨したりしますよね。丸いものが得意な旋盤加工に対し、フライス加工は四角いものの加工に使われることが多いです……が、フライス加工は汎用性が高い為完成したワークの形状は様々です。フライス加工では正面フライスやエンドミル、ドリル、サイドカッター、メタルソー、タップなどの刃が複数ついた刃物を使うため、複数の刃が回転しながらワークにあたり、刃とワークは接触・非接触を繰り返します。さまざまな工具を使うことができる為、さまざまな加工が可能です。その分機械の価格も高価であることが多いようですね。板の表面を削ったり側面を削ったり、曲面にしたり、溝を作ったり、穴をあけたり、タップ穴を作ったり。金型や位置決め治具など工場の中で使われる機械部品が加工品の代表例ですが、身近なところではスマートフォンのボディなども削り出しているみたいです。 フライス加工 ワークを回して加工する、丸もの特化なのが旋盤加工、ツールを回して加工する、多彩な加工が可能なのがフライス加工、といった感じですね。 ……と、旋盤加工とフライス加工についてご紹介して参りましたが、最近では両方の特長を併せ持つ複合加工機というものもあります。 常盤産業では旋盤加工機、フライス加工機、それらを兼ね備えた複合加工機、加工に使うドリルやフライス、バイトなどのツール類、ワークの固定や位置決めに使われる治具などを取り扱っております。 こんな加工がしたいんだけど、最新のツールの情報が知りたい、治具が壊れたけど作れるメーカーを探している、という方はお気軽に下記お問合せからご相談くださいませ!

2023年もありがとうございました | その他

2023年もありがとうございました

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。 今年も気づけばもう僅かになりました。 2023年はどんな年だったでしょうか。 新型コロナが5類へ移行され、外国人観光客も戻り、街に活気が帰ってきたように感じました。今年は久しぶりに忘年会を実施した、なんて方も多いのでは?もちろん、新型コロナウイルスが完全に消えてしまったわけではありませんが、自粛ムードはほとんどなくなったように感じます。 他にも、WBCで日本が優勝したり、夏は観測史上日本一の平均気温を記録したり、様々なことがあった一年でした。 常盤産業は来年も皆さまのお役に立てるよう、更に取り扱い製品を充実させ経験を積み、お役立ち情報を発信していけるように努力して参りますので、来年も何卒、宜しくお願い申し上げます。 さて、常盤産業では下記の通り年末年始休暇をいただきます。 年末年始休暇:2023年12月29(金)~2024年1月7日(日) 年始は8日(月)より営業いたします。 休暇中にいただきましたお問合せなどは8日以降に順次対応いたします。 皆さま、良いお年をお迎えください。 今年もありがとうございました。

人はなぜ転ぶ? 意外と知らないシリーズ3 | 安全環境

人はなぜ転ぶ? 意外と知らないシリーズ3

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。 転倒。転んだことのない方はなかなかいらっしゃらないのではないでしょうか。転んだらその後どんな影響が出るでしょう?膝をすりむく、うまく受け身が取れずに頭をぶつける、街中だと注目を集めて恥ずかしい……。でも、それだけで済めば不幸中の幸いです。なんと、転んだことが原因で亡くなってしまうケースもあります。 厚生労働省が公表している、令和4年 人口動態統計月報年計の概略『転倒・転落・墜落』によれば、1年間で11,552人もの方が転倒・転落・墜落事故で命を落としています。 毎日30名以上が亡くなっている計算ですね。思っていたより数字が大きくて驚きました。 命を落とすまでいかなくとも、骨折などの大きなケガをすることもあります。どうして人は転んでしまうのでしょうか。 本日は人はなぜ転んでしまうのか、どうしたら転ぶ可能性を減らせるのかについてご紹介いたします。 人が転ぶ原因は数多くあり、大きく分けて内的要因と外的要因があります。 内的要因のケースは筋力低下や視覚・聴覚の低下、病気や体調不良、服用している薬の副作用など、自分の身体の中に要因があるものです。 内的要因で転倒するのを防ぐ為にはバランス能力の強化や足腰を鍛えるトレーニングをする、よく休む、病院に相談する、等の行動をとることができます。 また、内的要因で転倒しそうになっても、環境を整えることで防ぐこともできるかもしれません。例えば、手すりになるものをつかむ、歩きやすい靴を選ぶ、可能であれば階段ではなくエレベータを使用するなど。 一方、外的要因のケースは、段差や坂道、障害物、暗くて足元が見えない場所、滑りやすい靴や床面といった、自分の身体以外に要因があるものです。 これらの要因で転倒するのを防ぐ為には周囲や足元をよく確認する、危険そうな場所は避けるか安全に通行できるよう対策する、歩きやすい靴を選ぶ、といった対策が取れます。 しかし、自分の努力だけではどうにもできない部分もありますよね。例えば雨に濡れた路面や、クーラント液がよく付着する工場の床などは個人ではどうにもできません。 そんな場所への対策の一つとして、液体が付着しても滑りにくい床にしてしまう、という方法があります。 その一つがT-Grip施工です。 T-Gripは屋内にも屋外にも使用できる高耐候滑り止め施工で、水やクーラント液が付着しても強い滑り止め効果を発揮します。 廃瓦や陶器の細かな粉砕材が混ぜ込まれており皆様の足元をしっかりグリップしてくれますよ。 T-Grip施工面拡大図 弊社の駐車場にも施工してあり、雨の日にわざと足を滑らせてみましたが、がっちりグリップされ、靴底がぜんぜん滑りませんでした。水に滑って転ぶことを防止してくれそうですね。 T-Gripの特長やカラーバリエーションはこちらのページをチェックしてください。 施工を希望する、詳細打合せがしたい、こんな場所にもできる?という方は本記事末尾のお問合せよりご連絡ください。 だれにでも起こりうるのが転倒、ですが時には命にもかかわる重大な事故になり得ます。 排除できる原因は排除し、できる対策は打っておきたいですね。

常盤手帳2024 | その他

常盤手帳2024

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。 すっかり寒くなってきたなぁ、と思ったところでもうすぐ年末ですね。おせちや年賀状、お正月飾り、お歳暮やお年玉、忘年会や新年会の準備はもう済ませましたか? もうだいぶ寒いですが、寒さはまだまだこれから。寒さが本格化する前に大掃除を少しずつ、特に窓やベランダ、換気扇、洗車などの環境が特に寒い掃除はちょっとでもあたたかいうちに済ませてしまうと、きっと12月後半の自分に感謝されますよ。もう一度掃除し直すにしても短時間で楽に済みます。また年末年始はごみ収集も無くなったり減ったりしますから、大きな廃棄物はもう処分しておきたいですね。掃除用具や洗剤も早めに用意すれば売り切れませんし、セールなどで安い時を狙えるかもしれません。 そうそう、2024年の年賀状は12月15日受付開始、元日に届ける為には12月25日の最終集荷までの投函です。私も後から焦らないように今から年賀状を手配しようと思います。 さて、来年の手帳も年末にご準備される方が多いのではないでしょうか。弊社でも毎年手帳を作成しておりますので、本日はその最新版、2024年版をご紹介いたします。 外観はコーポレートカラーの青一色に2024の金文字のみ。シンプルで老若男女問わず使いやすいデザインです。大きさは横約90mm×縦約147mm、厚み約10mmと、作業着のポケットにすっぽり収まりますね。 表紙をめくるとTOKIWAロゴ、裏表紙をめくると弊社各拠点とグループ企業の情報が載っています。弊社にお問合せいただく際に便利ですよ。お問合せ・ご相談お待ちしております。 手帳の主役、カレンダー部分は一目で予定を確認できる一ヶ月見開きタイプ。わかりやすい二色刷りです。コンパクトにまとまっているのに、1日ごとの記入欄は意外と広く、沢山書き込むことができます。2024年の弊社創立記念日は一粒万倍日でもあるようです。 祝日はもちろん、六曜も載っているので、イベント事の日取りを決めるのにも役立ちますね。 そして、常盤手帳の人気ポイントの一つ、たっぷりのメモ。メモだけで79見開きあります(手作業で数えた為、誤差があるかもしれません)。そしてそのうち8枚、ミシン目が入って切り離せるメモも入っています。ノートとしても大変優秀なのではないでしょうか。 その後のページには日本各地の地図や国内主要都市の地下鉄路線図、市外局番表や世界時差表、郵便料金表など、あると助かる情報がギュッと詰まっています。これらの情報がいつでもポケットに入っていると考えるとなかなか心強いですね。 地図 度量衡 市外局番表 コンパクト、でも必要なものがしっかり詰まった常盤手帳。「欲しい!」という方いらっしゃいましたらお近くの常盤産業スタッフへお声がけ、または下記お問合せよりご連絡ください。※準備数に達しましたら配布を終了いたします

11/29~ 国際ロボット展でフィンガービジョン展示 | その他

11/29~ 国際ロボット展でフィンガービジョン展示

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。 以前弊社出展の展示会でも展示し、大きな反響をいただいているロボットハンド「フィンガービジョン」。そのフィンガービジョンを使った様々なアプリケーションが11月29日(水)から東京ビッグサイトで始まる国際ロボット展iREX2023で多数出展されます! さらに!展示されるだけでなく、フィンガービジョンに関するセミナーも開かれますよ。 導入を検討されている方は見逃せません! まずは展示会・セミナー情報をお伝えします。 フィンガービジョンって何?という方は展示会・セミナー情報の後に簡単にご紹介しておりますのでそちらをご覧ください。 【展示会情報】 展示会名:2023国際ロボット展 会 場 :東京ビッグサイト 東1~8ホール/西3・4ホール 期 間 :2023年11月29日~12月2日 各日10時~17時 ブース :東7ホール E7-84 株式会社FingerVision 展示内容:複数ロボットに対応した触覚ロボットハンドの実演デモ Fingervision社特設ページ 【セミナー情報】 日 時 :11月30日(木)13:30~14:10 会 場 :セミナー会場C(東8ホール商談室1~3) 登壇者 :株式会社FingerVision代表取締役 濃野友紀 テーマ :『手に目がある、触覚ハンドのロボット応用例~虎の巻~』 出展社セミナーのお申し込み 【Webセミナー情報】 配信日時:11月29日(水)B-6 15:30~16:10 テーマ :『手に目がある、触覚ハンドのロボット応用例~虎の巻~』 ウェビナーのお申し込み ご来場、セミナー・Webセミナーの聴講をされる方は国際ロボット展公式ホームページより、入場登録、聴講申込を行ってください。 2023国際ロボット展公式ホームページ FingerVisionブースにお立ち寄りの際は、是非「常盤産業のブログを見て来た」とお伝えくださいね。 さて、こちらのフィンガービジョン、どんなロボットハンドかというと…… ・触覚と視覚が融合した「視触覚センサ」を持つ ・柔らかい花やスイーツも潰さず把持でき ・滑り落ちるワークも落とさない 私たちの指のような繊細な力加減ができる、全く新しいロボットハンドなんです。 下記の記事で詳しくご紹介しておりますので、ご覧くださいませ。 2023/3/28 フルーツも潰さずキャッチ フィンガービジョン フィンガービジョンを是非使ってみたい!展示会には行けないけど実機を見て検討したい!という方は下記お問合せボタンよりご相談ください。

狭い配管をスイスイ♪ ミミズ型ロボット | その他

狭い配管をスイスイ♪ ミミズ型ロボット

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。 ミミズやヘビ、尺取虫など、地を這う細長くて手足のない生き物はいろいろいます。見た目が苦手な方も多く(私もミミズがダメです)、あまりじっくりと観察したことはないかもしれませんが、実はこの細長くて手足のない生物たち、みんな前進移動の仕方が違うんです。 ※この記事には右のイラスト以外のにょろにょろ生物達の画像はありませんので、苦手な方もご安心ください。 ヘビは身体をくねらせて前進しています。まっすぐ伸びて進むのではなく、進行方向に向かってジグザグに身体を曲げている様子が浮かびますね。「蛇行」という言葉の通りです。ちなみに泳ぐときも同じ動きをするそうです。 尺取虫はヘビとは違い、身体を地面と垂直方向に曲げて移動しています。くの字に縮み、伸びる時に前方に伸びます。ちなみによーく見ると小さい足があるそうで、細長くはありますが厳密には手足がない、とは言えなさそうですね。 ミミズはヘビとも尺取虫とも違う進み方をしますよ。ミミズは各部分の太さと長さを変化させて進んでいます。 進みたい方向の節を太く短くして地面との摩擦を大きくし、今太く短くした部分を細く長くしながら、そのすぐ後方の節を太く短くする、これを身体の端から端まで繰り返すことで前に進んでいます。 これは蠕動(ぜんどう)運動という動きで、身近なところでは私たちのお腹の中、腸も同じ動きをしていますよ。 このミミズの動き、ヘビや尺取虫と比べると進みが遅く、一見劣っているように見えます。しかし、実はこのミミズの動き、移動に使う空間が最も小さく済む、狭いところに適した移動方法なのです! 本日はこのミミズの動きに着想を得た、「ミミズ型ロボット」をご紹介いたします! そのミミズ型ロボットとはソラリス社の「Sooha」。 いくつもの節でできており、この節一つ一つが膨らんだりしぼんだりします。この膨らんでしぼむ動きでまるでミミズのように前進する為、移動に必要な空間が小さく、例えば狭い配管の中などをスムーズに進むことができますよ。 先端にカメラとライトがついているので、配管の中をばっちり記録できます! ミミズ型ロボットSooha外観 ・φ100mm以下の狭い空間にも入れる 最小でφ37mmまでのミミズ型ロボットの開発実績がありますので、1.5インチ菅(約38mm)の中もスイスイ進めます。1.5インチ用であれば15メートルと、かなり長い距離を進めますので内視鏡では到達できないところまでたどり着けますよ。 ・垂直方向にも進行可能 膨らんで摩擦をおこして進むので、まっすぐ垂直に伸びる配管の中も登り下りできます。また、90度の曲がり角も曲がれますし、その曲がり角が連続しても進めます。ドローンなど、無線電波を使用したものだと曲がり角で上手く通信できなくなることがありますが、Soohaなら問題なく映像を撮ってこられます。 ・優れた防爆性能 Soohaの伸び縮みは空気圧で駆動しているので、優れた防爆性能を有しています。一般的な配管だけでなく、ガスや油で満たされた危険な配管内でも活躍できますよ。 どうでしょう、今まで見たことがないタイプのロボットではないでしょうか。 複雑な操作をしなくても狭い管内を進むことができ、先端のカメラで配管内を撮影し、傷や汚れ、溶接痕を確認することも、ブラシを取り付けてそのまま掃除をすることもできます。 https://www.youtube.com/watch?v=ISxKL1OmgJI このミミズ型ロボットSooha。実は試作製品の為、現在実際に使用してお試しいただけるご協力企業様を募集中です。 古い配管がいっぱいあるけど、中の様子を確認したことがない、ダクト内にほこりや油が溜まっていないか、またそれらへの引火が怖い、管内の減肉が心配、という方、是非一度soohaのお試しにご協力いただけませんか? 「こんな配管は見れる?」「まず打合せで詳細を知りたい」「是非試してみたい!」という方は下記より、常盤産業へご連絡ください。お待ちしております!

マスコット兼労働者 とわちゃん | その他

マスコット兼労働者 とわちゃん

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。 少し前にこのホームページのトップページがちょっとだけ新しくなったことにお気づきでしょうか?今まで青色基調でロボットがイメージとして掲載された、クールな印象のトップページ冒頭でしたが、今はそこに追加して青いヘッドセットが印象的なキュートなキャラクターがいます。 彼女の名前は「とわちゃん」。常盤産業のマスコットキャラクター兼デジタルレイバー(仮想労働者)です。とわちゃんの名前は常盤産業が永遠(とわ)に繁栄しますように、という願いがこめられ、また「常盤」に永遠という意味があり、そこも掛けた名前となっています。デジタルレイバーについてはこちら 本日はこのとわちゃんについてご紹介いたします。 とわちゃんは可愛らしい見た目の反面、常盤産業のシステム内で24時間働く働きもの(働きすぎ?)。けなげにまじめに頑張ってくれて、時間もきっちり守るし、教えたことは抜け無くちゃんと覚えている大変頼りになる女性です。 デジタルレイバーとして働くかたわら、弊社のマスコットキャラクターとしても活躍しており、社内ポータルサイトや社内マニュアルにも登場し、全社員を見守ってくれています。最近はノベルティにも登場し、社外営業にも出かけていますよ。社内では可愛らしくて癒しになる、お硬いマニュアルも和らげてくれる、と評判です。 とわちゃんデザインの付箋 頼りになるとわちゃんですが、実は虫(バグ)が大の苦手で、遭遇するとフリーズ!動けなくなってしまいます。そんな時はシステム担当者が虫(バグ)を取り除くとまた元通り冷静に働いてくれます。動揺を後に引きずりません。 とわちゃんの見た目は、高速タイピングのできる大きな手、多くのアプリケーションを動き回る長い足、ささいな違いも見逃さない大きな目、オペレーションの変化・指示に即対応するためのヘッドセットで構成されています。また、ワンピースとあわせたインナーカラー(髪の内側を表面の髪と違う色で染めるヘアスタイル)を入れていたり、常盤産業のコーポレートカラーのヘッドセットとスカーフをしていたり、となかなかオシャレさんでもあります。かわいらしさと、何でも仕事を頼めそうな頼もしさがどちらも備わっていると感じませんか? 可愛くて頼れるとわちゃんのいる常盤産業へのお問合せや、「ウチにもデジタルレイバーがほしい!」というご相談は下記のお問合せよりお願いいたします。

展示会場の様子 10/18~21 MECT2023 | その他

展示会場の様子 10/18~21 MECT2023

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。 先週、2023年10月18日~21日まで、ポートメッセなごやにて開催されておりました、メカトロテックジャパン2023の弊社ブース(3D03)の当日現地の様子と展示内容をお知らせいたします。 まずは会期中の弊社ブースの様子です。 この写真の通り大勢のお客様に弊社の展示をご覧いただきました。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。 では次に、開場直前の弊社ブースの様子と展示機についてご案内いたします。 ブース全体はこんな雰囲気でした。 こちらはロボットを使った自働化展示です。 安価に始められる協働ロボットを使用した自働化の展示でした。小さくて軽いもののピックアンドプレースなどを100万円台からご検討いただけます。これなら手軽に自働化を始められそうですね。 こちらはレーザークリーニング展示 塗装や金属表面のサビなどをレーザーがきれいに剥がす様子と、塗装やサビをきれいに剥がされたワークを展示していました。 金属表面を覆い隠していた赤サビやコーヒーの缶の表面塗装がきれいに剥がれている様は、なんだか奇妙さを覚える程です。 こちらはアンカーレスブラケットT-LOCK展示 弊社のヒット商品、床に穴をあけずに設備耐震を実現するアンカーレスブラケットT-LOCKです。 写真からはわかりませんが、今回は実際に加振台の上で設備を揺れから守っておりました。会期中、設備が倒れてしまうこともなく、しっかり守り切りました。 また、今回は弊社のマスコットキャラクター・とわちゃんもブースにおりました。さらに、ノベルティのとわちゃんのふせんも多くの方に配布いたしました。 ちなみに左の写真の大きなとわちゃんは、会期後は常盤産業本社のエントランスに飾ってあります。ご来社いただいた際には是非チェックしてくださいね。 4日間大変多くのお客様にご来場いただき、誠にありがとうございました。 出展機についてのご質問やお打合せのご希望は本記事末尾のお問合せフォームよりお願いいたします。 展示会へは行けなかった!でもこの展示機が気になる!という方もお気軽にお問合せください。Web打合せも可能です。 ※プライバシー保護の為画像を一部加工しています

手の届く範囲で自働化ご提案 | 自動化・省人化

手の届く範囲で自働化ご提案

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。 思い切ってちょっとだけお金を奮発したら生活が良くなった、という経験はありませんか? 例えば、車の購入時にライトをLEDにグレードアップしたら夜間のドライブが快適になった、とか、食器洗い乾燥機を導入したら毎日の手間が減った、とか、お給料日には家族や仲間と外食してまた一ヶ月頑張るぞ、と気合が入った、とか…… スーパーカーを購入したり、お手伝いさんを雇ったり、毎月高級フレンチのフルコースをいただく、ということはできなくでも、いつもよりちょっとだけお金をだしたら便利・快適になることってありますよね。さらに事故やストレスが減ったり、人間関係が円滑になったり、仕事を頑張れたり、とかけたお金以上の良い効果が生まれることもあります。 工場の自動化にも同じことが言えます。 人の手が一切なく、材料投入から完成後の検品・梱包まで全てAIやロボットなどが完璧に仕上げてくれる全自動工場は憧れますが、大変高額ですし、今既にある工場の場合は、改装中は仕事ができない、既に働いている方々の仕事を奪ってしまう、という懸念もあります。 しかし人手不足のこの世の中、危険な工程や単純な工程だけでも自働化したい!という想いを持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。 そこで、常盤産業では小さな規模から始められる、人手不足対策の自働化をご提案しております。 10月18日(水)よりポートメッセなごやにて開催予定のメカトロテックジャパン2023では、低価格スタート可能な協働ロボットを使った自働化例を展示予定です。 展示機の特徴は… ・人間の作業者と共通の設備で仕事ができる 例えば工作機の扉など、従来の人間が開け閉めする想定で作られたものと、最初からロボットと連携して動く想定で作られたものは構造が違いますよね。 弊社では人間の使用を想定して作られた扉をそのまま使ってロボットが作業するシステムをご提案しております。 ・可動式 1台のロボットを今期は第一ラインで動かしたいが、来期は第二ラインに持っていきたいといったご要望にもお応えできる、可動式架台を採用しております。生産状況に柔軟に対応できますよ。 ・安価に安全性高く始められる 協働ロボットの従来価格の約半分で導入できるDOBOT社製協働ロボットを使用しています。安価ですが、協働ロボットなので柵は不要ですし、人と接触すると安全に停止する機能をしっかり備えていますよ。 少しの自働化で人手不足対策ができるだけでなく、貴重な従業員をより生産性の高いポジションに就かせたり労働災害を減らせたり、等の掛けた金額以上の効果が望めるかもしれません。 手の届く範囲で自働化を進めたい、自働化までいかずとも二人作業を一人作業にしたい、どんな方法がとれるのか相談してみたい、という方は、是非メカトロテックジャパン2023内、常盤グループブースにお越しください! 展示会情報は下記の通りです。 展示会名:メカトロテックジャパン2023(略称:MECT2023)会場 :ポートメッセなごや 新第1展示館・第2展示館・第3展示館期間 :2023年10月18日(水)~10月21日(土)開催時間:10:00~17:00 ※最終日21日(土)は16:00までブース :第3展示館 3D03 商談予約をしたい、招待状が欲しい、展示会には行けないけど相談したい、という方は下記お問合せよりご連絡ください。