人はなぜ転ぶ? 意外と知らないシリーズ3 | 安全環境

人はなぜ転ぶ? 意外と知らないシリーズ3

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。 転倒。転んだことのない方はなかなかいらっしゃらないのではないでしょうか。転んだらその後どんな影響が出るでしょう?膝をすりむく、うまく受け身が取れずに頭をぶつける、街中だと注目を集めて恥ずかしい……。でも、それだけで済めば不幸中の幸いです。なんと、転んだことが原因で亡くなってしまうケースもあります。 厚生労働省が公表している、令和4年 人口動態統計月報年計の概略『転倒・転落・墜落』によれば、1年間で11,552人もの方が転倒・転落・墜落事故で命を落としています。 毎日30名以上が亡くなっている計算ですね。思っていたより数字が大きくて驚きました。 命を落とすまでいかなくとも、骨折などの大きなケガをすることもあります。どうして人は転んでしまうのでしょうか。 本日は人はなぜ転んでしまうのか、どうしたら転ぶ可能性を減らせるのかについてご紹介いたします。 人が転ぶ原因は数多くあり、大きく分けて内的要因と外的要因があります。 内的要因のケースは筋力低下や視覚・聴覚の低下、病気や体調不良、服用している薬の副作用など、自分の身体の中に要因があるものです。 内的要因で転倒するのを防ぐ為にはバランス能力の強化や足腰を鍛えるトレーニングをする、よく休む、病院に相談する、等の行動をとることができます。 また、内的要因で転倒しそうになっても、環境を整えることで防ぐこともできるかもしれません。例えば、手すりになるものをつかむ、歩きやすい靴を選ぶ、可能であれば階段ではなくエレベータを使用するなど。 一方、外的要因のケースは、段差や坂道、障害物、暗くて足元が見えない場所、滑りやすい靴や床面といった、自分の身体以外に要因があるものです。 これらの要因で転倒するのを防ぐ為には周囲や足元をよく確認する、危険そうな場所は避けるか安全に通行できるよう対策する、歩きやすい靴を選ぶ、といった対策が取れます。 しかし、自分の努力だけではどうにもできない部分もありますよね。例えば雨に濡れた路面や、クーラント液がよく付着する工場の床などは個人ではどうにもできません。 そんな場所への対策の一つとして、液体が付着しても滑りにくい床にしてしまう、という方法があります。 その一つがT-Grip施工です。 T-Gripは屋内にも屋外にも使用できる高耐候滑り止め施工で、水やクーラント液が付着しても強い滑り止め効果を発揮します。 廃瓦や陶器の細かな粉砕材が混ぜ込まれており皆様の足元をしっかりグリップしてくれますよ。 T-Grip施工面拡大図 弊社の駐車場にも施工してあり、雨の日にわざと足を滑らせてみましたが、がっちりグリップされ、靴底がぜんぜん滑りませんでした。水に滑って転ぶことを防止してくれそうですね。 T-Gripの特長やカラーバリエーションはこちらのページをチェックしてください。 施工を希望する、詳細打合せがしたい、こんな場所にもできる?という方は本記事末尾のお問合せよりご連絡ください。 だれにでも起こりうるのが転倒、ですが時には命にもかかわる重大な事故になり得ます。 排除できる原因は排除し、できる対策は打っておきたいですね。

常盤手帳2024 | その他

常盤手帳2024

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。 すっかり寒くなってきたなぁ、と思ったところでもうすぐ年末ですね。おせちや年賀状、お正月飾り、お歳暮やお年玉、忘年会や新年会の準備はもう済ませましたか? もうだいぶ寒いですが、寒さはまだまだこれから。寒さが本格化する前に大掃除を少しずつ、特に窓やベランダ、換気扇、洗車などの環境が特に寒い掃除はちょっとでもあたたかいうちに済ませてしまうと、きっと12月後半の自分に感謝されますよ。もう一度掃除し直すにしても短時間で楽に済みます。また年末年始はごみ収集も無くなったり減ったりしますから、大きな廃棄物はもう処分しておきたいですね。掃除用具や洗剤も早めに用意すれば売り切れませんし、セールなどで安い時を狙えるかもしれません。 そうそう、2024年の年賀状は12月15日受付開始、元日に届ける為には12月25日の最終集荷までの投函です。私も後から焦らないように今から年賀状を手配しようと思います。 さて、来年の手帳も年末にご準備される方が多いのではないでしょうか。弊社でも毎年手帳を作成しておりますので、本日はその最新版、2024年版をご紹介いたします。 外観はコーポレートカラーの青一色に2024の金文字のみ。シンプルで老若男女問わず使いやすいデザインです。大きさは横約90mm×縦約147mm、厚み約10mmと、作業着のポケットにすっぽり収まりますね。 表紙をめくるとTOKIWAロゴ、裏表紙をめくると弊社各拠点とグループ企業の情報が載っています。弊社にお問合せいただく際に便利ですよ。お問合せ・ご相談お待ちしております。 手帳の主役、カレンダー部分は一目で予定を確認できる一ヶ月見開きタイプ。わかりやすい二色刷りです。コンパクトにまとまっているのに、1日ごとの記入欄は意外と広く、沢山書き込むことができます。2024年の弊社創立記念日は一粒万倍日でもあるようです。 祝日はもちろん、六曜も載っているので、イベント事の日取りを決めるのにも役立ちますね。 そして、常盤手帳の人気ポイントの一つ、たっぷりのメモ。メモだけで79見開きあります(手作業で数えた為、誤差があるかもしれません)。そしてそのうち8枚、ミシン目が入って切り離せるメモも入っています。ノートとしても大変優秀なのではないでしょうか。 その後のページには日本各地の地図や国内主要都市の地下鉄路線図、市外局番表や世界時差表、郵便料金表など、あると助かる情報がギュッと詰まっています。これらの情報がいつでもポケットに入っていると考えるとなかなか心強いですね。 地図 度量衡 市外局番表 コンパクト、でも必要なものがしっかり詰まった常盤手帳。「欲しい!」という方いらっしゃいましたらお近くの常盤産業スタッフへお声がけ、または下記お問合せよりご連絡ください。※準備数に達しましたら配布を終了いたします

11/29~ 国際ロボット展でフィンガービジョン展示 | その他

11/29~ 国際ロボット展でフィンガービジョン展示

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。 以前弊社出展の展示会でも展示し、大きな反響をいただいているロボットハンド「フィンガービジョン」。そのフィンガービジョンを使った様々なアプリケーションが11月29日(水)から東京ビッグサイトで始まる国際ロボット展iREX2023で多数出展されます! さらに!展示されるだけでなく、フィンガービジョンに関するセミナーも開かれますよ。 導入を検討されている方は見逃せません! まずは展示会・セミナー情報をお伝えします。 フィンガービジョンって何?という方は展示会・セミナー情報の後に簡単にご紹介しておりますのでそちらをご覧ください。 【展示会情報】 展示会名:2023国際ロボット展 会 場 :東京ビッグサイト 東1~8ホール/西3・4ホール 期 間 :2023年11月29日~12月2日 各日10時~17時 ブース :東7ホール E7-84 株式会社FingerVision 展示内容:複数ロボットに対応した触覚ロボットハンドの実演デモ Fingervision社特設ページ 【セミナー情報】 日 時 :11月30日(木)13:30~14:10 会 場 :セミナー会場C(東8ホール商談室1~3) 登壇者 :株式会社FingerVision代表取締役 濃野友紀 テーマ :『手に目がある、触覚ハンドのロボット応用例~虎の巻~』 出展社セミナーのお申し込み 【Webセミナー情報】 配信日時:11月29日(水)B-6 15:30~16:10 テーマ :『手に目がある、触覚ハンドのロボット応用例~虎の巻~』 ウェビナーのお申し込み ご来場、セミナー・Webセミナーの聴講をされる方は国際ロボット展公式ホームページより、入場登録、聴講申込を行ってください。 2023国際ロボット展公式ホームページ FingerVisionブースにお立ち寄りの際は、是非「常盤産業のブログを見て来た」とお伝えくださいね。 さて、こちらのフィンガービジョン、どんなロボットハンドかというと…… ・触覚と視覚が融合した「視触覚センサ」を持つ ・柔らかい花やスイーツも潰さず把持でき ・滑り落ちるワークも落とさない 私たちの指のような繊細な力加減ができる、全く新しいロボットハンドなんです。 下記の記事で詳しくご紹介しておりますので、ご覧くださいませ。 2023/3/28 フルーツも潰さずキャッチ フィンガービジョン フィンガービジョンを是非使ってみたい!展示会には行けないけど実機を見て検討したい!という方は下記お問合せボタンよりご相談ください。

狭い配管をスイスイ♪ ミミズ型ロボット | その他

狭い配管をスイスイ♪ ミミズ型ロボット

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。 ミミズやヘビ、尺取虫など、地を這う細長くて手足のない生き物はいろいろいます。見た目が苦手な方も多く(私もミミズがダメです)、あまりじっくりと観察したことはないかもしれませんが、実はこの細長くて手足のない生物たち、みんな前進移動の仕方が違うんです。 ※この記事には右のイラスト以外のにょろにょろ生物達の画像はありませんので、苦手な方もご安心ください。 ヘビは身体をくねらせて前進しています。まっすぐ伸びて進むのではなく、進行方向に向かってジグザグに身体を曲げている様子が浮かびますね。「蛇行」という言葉の通りです。ちなみに泳ぐときも同じ動きをするそうです。 尺取虫はヘビとは違い、身体を地面と垂直方向に曲げて移動しています。くの字に縮み、伸びる時に前方に伸びます。ちなみによーく見ると小さい足があるそうで、細長くはありますが厳密には手足がない、とは言えなさそうですね。 ミミズはヘビとも尺取虫とも違う進み方をしますよ。ミミズは各部分の太さと長さを変化させて進んでいます。 進みたい方向の節を太く短くして地面との摩擦を大きくし、今太く短くした部分を細く長くしながら、そのすぐ後方の節を太く短くする、これを身体の端から端まで繰り返すことで前に進んでいます。 これは蠕動(ぜんどう)運動という動きで、身近なところでは私たちのお腹の中、腸も同じ動きをしていますよ。 このミミズの動き、ヘビや尺取虫と比べると進みが遅く、一見劣っているように見えます。しかし、実はこのミミズの動き、移動に使う空間が最も小さく済む、狭いところに適した移動方法なのです! 本日はこのミミズの動きに着想を得た、「ミミズ型ロボット」をご紹介いたします! そのミミズ型ロボットとはソラリス社の「Sooha」。 いくつもの節でできており、この節一つ一つが膨らんだりしぼんだりします。この膨らんでしぼむ動きでまるでミミズのように前進する為、移動に必要な空間が小さく、例えば狭い配管の中などをスムーズに進むことができますよ。 先端にカメラとライトがついているので、配管の中をばっちり記録できます! ミミズ型ロボットSooha外観 ・φ100mm以下の狭い空間にも入れる 最小でφ37mmまでのミミズ型ロボットの開発実績がありますので、1.5インチ菅(約38mm)の中もスイスイ進めます。1.5インチ用であれば15メートルと、かなり長い距離を進めますので内視鏡では到達できないところまでたどり着けますよ。 ・垂直方向にも進行可能 膨らんで摩擦をおこして進むので、まっすぐ垂直に伸びる配管の中も登り下りできます。また、90度の曲がり角も曲がれますし、その曲がり角が連続しても進めます。ドローンなど、無線電波を使用したものだと曲がり角で上手く通信できなくなることがありますが、Soohaなら問題なく映像を撮ってこられます。 ・優れた防爆性能 Soohaの伸び縮みは空気圧で駆動しているので、優れた防爆性能を有しています。一般的な配管だけでなく、ガスや油で満たされた危険な配管内でも活躍できますよ。 どうでしょう、今まで見たことがないタイプのロボットではないでしょうか。 複雑な操作をしなくても狭い管内を進むことができ、先端のカメラで配管内を撮影し、傷や汚れ、溶接痕を確認することも、ブラシを取り付けてそのまま掃除をすることもできます。 https://www.youtube.com/watch?v=ISxKL1OmgJI このミミズ型ロボットSooha。実は試作製品の為、現在実際に使用してお試しいただけるご協力企業様を募集中です。 古い配管がいっぱいあるけど、中の様子を確認したことがない、ダクト内にほこりや油が溜まっていないか、またそれらへの引火が怖い、管内の減肉が心配、という方、是非一度soohaのお試しにご協力いただけませんか? 「こんな配管は見れる?」「まず打合せで詳細を知りたい」「是非試してみたい!」という方は下記より、常盤産業へご連絡ください。お待ちしております!

マスコット兼労働者 とわちゃん | その他

マスコット兼労働者 とわちゃん

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。 少し前にこのホームページのトップページがちょっとだけ新しくなったことにお気づきでしょうか?今まで青色基調でロボットがイメージとして掲載された、クールな印象のトップページ冒頭でしたが、今はそこに追加して青いヘッドセットが印象的なキュートなキャラクターがいます。 彼女の名前は「とわちゃん」。常盤産業のマスコットキャラクター兼デジタルレイバー(仮想労働者)です。とわちゃんの名前は常盤産業が永遠(とわ)に繁栄しますように、という願いがこめられ、また「常盤」に永遠という意味があり、そこも掛けた名前となっています。デジタルレイバーについてはこちら 本日はこのとわちゃんについてご紹介いたします。 とわちゃんは可愛らしい見た目の反面、常盤産業のシステム内で24時間働く働きもの(働きすぎ?)。けなげにまじめに頑張ってくれて、時間もきっちり守るし、教えたことは抜け無くちゃんと覚えている大変頼りになる女性です。 デジタルレイバーとして働くかたわら、弊社のマスコットキャラクターとしても活躍しており、社内ポータルサイトや社内マニュアルにも登場し、全社員を見守ってくれています。最近はノベルティにも登場し、社外営業にも出かけていますよ。社内では可愛らしくて癒しになる、お硬いマニュアルも和らげてくれる、と評判です。 とわちゃんデザインの付箋 頼りになるとわちゃんですが、実は虫(バグ)が大の苦手で、遭遇するとフリーズ!動けなくなってしまいます。そんな時はシステム担当者が虫(バグ)を取り除くとまた元通り冷静に働いてくれます。動揺を後に引きずりません。 とわちゃんの見た目は、高速タイピングのできる大きな手、多くのアプリケーションを動き回る長い足、ささいな違いも見逃さない大きな目、オペレーションの変化・指示に即対応するためのヘッドセットで構成されています。また、ワンピースとあわせたインナーカラー(髪の内側を表面の髪と違う色で染めるヘアスタイル)を入れていたり、常盤産業のコーポレートカラーのヘッドセットとスカーフをしていたり、となかなかオシャレさんでもあります。かわいらしさと、何でも仕事を頼めそうな頼もしさがどちらも備わっていると感じませんか? 可愛くて頼れるとわちゃんのいる常盤産業へのお問合せや、「ウチにもデジタルレイバーがほしい!」というご相談は下記のお問合せよりお願いいたします。

展示会場の様子 10/18~21 MECT2023 | その他

展示会場の様子 10/18~21 MECT2023

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。 先週、2023年10月18日~21日まで、ポートメッセなごやにて開催されておりました、メカトロテックジャパン2023の弊社ブース(3D03)の当日現地の様子と展示内容をお知らせいたします。 まずは会期中の弊社ブースの様子です。 この写真の通り大勢のお客様に弊社の展示をご覧いただきました。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。 では次に、開場直前の弊社ブースの様子と展示機についてご案内いたします。 ブース全体はこんな雰囲気でした。 こちらはロボットを使った自働化展示です。 安価に始められる協働ロボットを使用した自働化の展示でした。小さくて軽いもののピックアンドプレースなどを100万円台からご検討いただけます。これなら手軽に自働化を始められそうですね。 こちらはレーザークリーニング展示 塗装や金属表面のサビなどをレーザーがきれいに剥がす様子と、塗装やサビをきれいに剥がされたワークを展示していました。 金属表面を覆い隠していた赤サビやコーヒーの缶の表面塗装がきれいに剥がれている様は、なんだか奇妙さを覚える程です。 こちらはアンカーレスブラケットT-LOCK展示 弊社のヒット商品、床に穴をあけずに設備耐震を実現するアンカーレスブラケットT-LOCKです。 写真からはわかりませんが、今回は実際に加振台の上で設備を揺れから守っておりました。会期中、設備が倒れてしまうこともなく、しっかり守り切りました。 また、今回は弊社のマスコットキャラクター・とわちゃんもブースにおりました。さらに、ノベルティのとわちゃんのふせんも多くの方に配布いたしました。 ちなみに左の写真の大きなとわちゃんは、会期後は常盤産業本社のエントランスに飾ってあります。ご来社いただいた際には是非チェックしてくださいね。 4日間大変多くのお客様にご来場いただき、誠にありがとうございました。 出展機についてのご質問やお打合せのご希望は本記事末尾のお問合せフォームよりお願いいたします。 展示会へは行けなかった!でもこの展示機が気になる!という方もお気軽にお問合せください。Web打合せも可能です。 ※プライバシー保護の為画像を一部加工しています

手の届く範囲で自働化ご提案 | 自動化・省人化

手の届く範囲で自働化ご提案

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。 思い切ってちょっとだけお金を奮発したら生活が良くなった、という経験はありませんか? 例えば、車の購入時にライトをLEDにグレードアップしたら夜間のドライブが快適になった、とか、食器洗い乾燥機を導入したら毎日の手間が減った、とか、お給料日には家族や仲間と外食してまた一ヶ月頑張るぞ、と気合が入った、とか…… スーパーカーを購入したり、お手伝いさんを雇ったり、毎月高級フレンチのフルコースをいただく、ということはできなくでも、いつもよりちょっとだけお金をだしたら便利・快適になることってありますよね。さらに事故やストレスが減ったり、人間関係が円滑になったり、仕事を頑張れたり、とかけたお金以上の良い効果が生まれることもあります。 工場の自動化にも同じことが言えます。 人の手が一切なく、材料投入から完成後の検品・梱包まで全てAIやロボットなどが完璧に仕上げてくれる全自動工場は憧れますが、大変高額ですし、今既にある工場の場合は、改装中は仕事ができない、既に働いている方々の仕事を奪ってしまう、という懸念もあります。 しかし人手不足のこの世の中、危険な工程や単純な工程だけでも自働化したい!という想いを持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。 そこで、常盤産業では小さな規模から始められる、人手不足対策の自働化をご提案しております。 10月18日(水)よりポートメッセなごやにて開催予定のメカトロテックジャパン2023では、低価格スタート可能な協働ロボットを使った自働化例を展示予定です。 展示機の特徴は… ・人間の作業者と共通の設備で仕事ができる 例えば工作機の扉など、従来の人間が開け閉めする想定で作られたものと、最初からロボットと連携して動く想定で作られたものは構造が違いますよね。 弊社では人間の使用を想定して作られた扉をそのまま使ってロボットが作業するシステムをご提案しております。 ・可動式 1台のロボットを今期は第一ラインで動かしたいが、来期は第二ラインに持っていきたいといったご要望にもお応えできる、可動式架台を採用しております。生産状況に柔軟に対応できますよ。 ・安価に安全性高く始められる 協働ロボットの従来価格の約半分で導入できるDOBOT社製協働ロボットを使用しています。安価ですが、協働ロボットなので柵は不要ですし、人と接触すると安全に停止する機能をしっかり備えていますよ。 少しの自働化で人手不足対策ができるだけでなく、貴重な従業員をより生産性の高いポジションに就かせたり労働災害を減らせたり、等の掛けた金額以上の効果が望めるかもしれません。 手の届く範囲で自働化を進めたい、自働化までいかずとも二人作業を一人作業にしたい、どんな方法がとれるのか相談してみたい、という方は、是非メカトロテックジャパン2023内、常盤グループブースにお越しください! 展示会情報は下記の通りです。 展示会名:メカトロテックジャパン2023(略称:MECT2023)会場 :ポートメッセなごや 新第1展示館・第2展示館・第3展示館期間 :2023年10月18日(水)~10月21日(土)開催時間:10:00~17:00 ※最終日21日(土)は16:00までブース :第3展示館 3D03 商談予約をしたい、招待状が欲しい、展示会には行けないけど相談したい、という方は下記お問合せよりご連絡ください。

生産現場のロボットたち 意外と知らない!?シリーズ2 | 自動化・省人化

生産現場のロボットたち 意外と知らない!?シリーズ2

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。 最近、いよいよロボットが私たちの生活に身近になってきていますね。飲食店で人ではなくロボットが料理を持ってきてくれるのはもう珍しいことではなくなってきていますし、オフィスや家庭で床を掃除してくれるロボットも一般的になってきています。2017年にはソフィアという人型ロボットがサウジアラビアの市民権を取得していますよ。 さて、そんなロボットたちは生産現場でも大活躍しています。そのロボットたちは配膳ロボットやお掃除ロボット、人型ロボットとは全く違う姿をしています。 様々な種類がありますが、本日はその中から「意外と知らない!?シリーズ」第2弾として、垂直多関節ロボットとパラレルリンクロボットの2種類をご紹介いたします。 ・垂直多関節ロボット おそらく現在生産現場で最も使用されているタイプのロボットです。 腕のような形をしている通り、人間の腕のような動きをしますよ。4~7個の関節があり、これらは人間の肘や手首と同じように曲がったり回転したりする他、人間の腕にはない伸縮機能(直動関節)を有するものもあり、人間の腕以上の多彩な動きを実現しています。 まるで人間の腕のよう、でもそれよりも広範囲に素早く動くことができ、先端のツールを変えればものをつかんだり吸着したり、穴をあけたり溶接したり、多くの仕事を任せられる働き者! 溶接、梱包、組立、検査……と様々な用途で広く活躍しています。 ・パラレルリンクロボット こちらは垂直多関節ロボットとは全く違う見た目をしています。何型、となんとも言いづらい、少なくとも人間の身体のパーツのどことも似ていない形をしています。デルタロボットとも呼ばれ、これはこのロボットの姿がギリシャ文字の⊿(デルタ)に似ていることからそう呼ばれるのだそうですよ。 3つの稼働するアーム(右の写真上A,B,C)がツールを取り付ける先端部(D)につながっており、それぞれのアームが各軸を上下に動くことで先端部を立体的に動かします。 パラレルリンクロボットはシンプルな機構をしている為、導入コスト・メンテナンスコストが比較的低く、一方で3軸の動力が1点に集中する為、高速かつ精密な動作を可能にしています。軽いものの仕分けや組み立て、移動といった用途で活躍していますよ。 垂直多関節ロボットと比較すると用途は限定的ですが、得意分野では低いコストで大きなメリットを望むことができそうですね。 一口にロボットといってもそれぞれの特徴があることが伝わりましたでしょうか。今回ご紹介した2種類以外にも、生産現場では様々なロボットが働いています。 常盤グループでは垂直多関節ロボットやパラレルリンクロボット、またそれ以外のロボットを活用した搬送工程、組立工程、仕分け工程などの自働化をご提案しております。展示会にも出展していますよ。 気になる、相談してみたい、という方は下記よりお問合せをお願いいたします。

工業業界でも活躍!内視鏡 意外と知らない!?シリーズ1 | FA部材

工業業界でも活躍!内視鏡 意外と知らない!?シリーズ1

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。 皆様、胃カメラを飲んだ経験はありますか? 私が以前飲んだ時は苦しいし涙も鼻水もでるし……、脳裏に串刺しで丸焼きにされるお魚のイメージが浮かんでいました……。 あまり進んで飲みたいものではありませんが、その時初めて自分の胃の中を見て自分の身体なのに自分の身体と思えないような、ちょっと不思議な感覚を覚えました。 胃カメラとは、デジカメやスマホではなく、長い管状の内視鏡を飲み込んで胃の中を撮影する医療技術です。 身体をメスで切り開かずとも内臓の中を見ることができる、スゴイ技術ですよね。 ところで、胃カメラに使われる内視鏡、実は工業業界でも活躍しています。 ということで、今回は「意外と知らない⁉シリーズ」第1弾として、工業業界で活躍する内視鏡についてご紹介いたします。 かんたんなご紹介となりますので、詳しく正確に知りたい方は書籍などでお調べください。 工業用内視鏡は、医療用に使われるものと同じく、人が直接見ることのできない場所の状態を確認することのできるものです。 大きく分けると、ファイバースコープ、ビデオスコープ、硬性鏡の3つに分類することができますよ。 それぞれの特徴は以下の通りです。 ・ファイバースコープ 片方の先端にレンズ、もう片方に接眼レンズを取り付け、その間を光ファイバーの束がつなげている構造をしています。 光ファイバーを通してレンズで見ている画を接眼レンズまで届けます。光ファイバーは柔軟性がある為、見る対象物の内部が曲がっていてもそれに沿って入っていくことができます。 ただ、光ファイバー1本1本がカメラの目の役割を果たす為、観察者の目に届く画にはファイバーの境界線が影となって写り込むことを避けられません。 狭い設備の奥や曲がった配管の中など、見たくても人の目では見れない部分の点検等に使われていますね。 ・ビデオスコープ曲げられる柔らかいケーブルの先端にビデオカメラがついた装置です。上記のファイバースコープより長いケーブルを使うことができ、さらに数十倍から数百倍の高画質で観察ができます。さらにさらに、LEDと組み合わせてより省電力になったり、録画機能がついたり、と近年でも技術がどんどん向上し、活用範囲が広がっている内視鏡ですよ。こちらもファイバースコープ同様、見たくても人の目では入り込めない場所のものを見るのに使われています。 ・硬性鏡 上記の二つとは違い、硬くて曲がらない内視鏡です。ボアスコープとも呼ばれます。 視野方向が多彩で、チューブからまっすぐ先を見るタイプの他に、斜め前方を見るタイプや、横方向を見るタイプ斜め後方を見るタイプなど、見たい対象や状況に応じて選定することが可能。 また、光学レンズがついている為ファイバースコープと比較して光を集めやすく、クリアな映像を期待できます。曲がらない為、曲がりくねった配管の内部の観察などには向きませんが、筒の内径の全体像を見たい時などに力を発揮しますよ。 これらの内視鏡は自動車のエンジン部品の内部検査、食品を輸送する管の内部検査、溶接部の内側確認、成形品の内側バリ検査など、様々な用途で使われています。 気になる、相談してみたい、という方は下記お問合せよりお願いいたします。

エコで安全な切削加工液 摩周工 | FA部材

エコで安全な切削加工液 摩周工

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。 バナナの皮って本当に滑るのでしょうか。 マンガやゲームの中ではバナナの皮を踏んで転ぶ人物や、スリップする車を見たことはありますが、私は未だ、現実世界においてバナナの皮で転ぶ人を見たことがありません。そもそも、バナナの皮が床に落ちている状況に遭遇したことがありません。 調べてみると、本当に滑るんだそうです。 北里大学医療衛生学部の馬渕教授の研究によれば、靴で床を直接踏むのに比較して、靴と床の間にバナナの皮を挟むと6倍も滑りやすくなるのだそうです。その滑りやすさは摩擦係数0.066。これは雪の上のスキー板くらいの滑りやすさです。ちょっと踏ん張ったくらいでは転ぶのを防げなさそうですね。 尚、マンガやゲームではバナナの皮で滑って転んでも大ごとになりませんが、現実世界では頭や腰をぶつけたり骨折したり、場合によっては障害が残ったり死亡したり、と大変危険です。 気になっても実際に踏んでみるのはおやめくださいね。また、バナナの皮に限らず滑りやすいものを床面に放置することも絶対にしてはいけません。 さて、人の靴底が滑るのは大変危険ですが、切削加工をする時にはスルスルと滑らかに加工したいものですよね。 その為には切削加工液を使用することが重要ですが、加工効率はもちろん、環境への影響や安全性も考えて加工液を選定する必要があります。 そこで弊社は水と植物由来の原料から成る水性切削加工液「摩周工」をオススメします! この摩周工は環境に優しく、安全性も高く、水性なのに高い潤滑性能を持つ、夢のような切削加工液なんです。 その特徴をご紹介していきますね。 ・環境に優しく処理がかんたん 鉱物油や塩素化合物・硫黄化合物を含んでおらず、水と植物性脂肪酸でできている為、焼却処分・埋設処分といった廃液処理の必要がありません。市町村で定められているBOD、CODの基準濃度にすることにより一般排水できます。 ・高い安全性 pHは弱アルカリ性で皮膚への刺激が少ない特徴をもっています。また、NSF認証も取得しており、食品加工の現場でも使用可能な程の安全性を誇りますよ。ホウ素や殺菌剤も使用しておりません。 ・油性をもしのぐ潤滑性能 一般的に水用性の切削加工液は油性のものと比較して潤滑性能は劣る傾向にありますが摩周工は油性にも負けない潤滑性能を誇ります。 曽田式四球試験(※)で油性のものと比較した結果、油(油性粘度80 硫黄3.67%)のものは11.0kg/㎠の圧力が限界荷重だったのに対し、摩周工はなんと!13.5kg/㎠の圧力まで耐えることができました!油性よりも摩周工の方が潤滑性能において優れている、という結果です! 1㎠というと指先くらいの広さです。その狭い範囲に13.5kgの圧力がかかっても平気、と思うとすごい性能ですね。 水性なので油性にはない冷却性能もしっかり持っています。 1.5Lのペットボトル9本で13.5kgです ※固定されたスチール製試験球3つに潤滑剤をまとわせ、上から同素材の球1つを押し付けて荷重を加え回転させる試験。潤滑剤が切れると球表面の焼き付きが発生する。焼き付かない最大の荷重を求めることで潤滑剤の耐荷重能力を試す試験である。 環境にも人にも優しく、しっかり潤滑性能も高い摩周工。 金属加工の切削加工液、潤滑剤、洗浄剤にはもちろん、溶接のスパッタ付着防止剤や自動車・オートバイの金属部分の防錆・潤滑・清浄剤としてもお使いいただけます。 油性加工液を使用しているが廃液処理が面倒、水用性加工液を使用しているが潤滑性能に不満がある、という方は是非一度お試しください! お問合せは下記ボタンよりお願いいたします。

まだまだ暑い!暑さを示す言葉たち | その他

まだまだ暑い!暑さを示す言葉たち

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。 9月に入りましたが、名古屋はまだまだ暑いです。先日出張で東京に行きましたが、東京もやっぱり暑かったです。 それでも、8月中頃までの息もしづらいような暑さからはちょっと過ごしやすくなったと感じております。残暑、という気候になってきていますね。 この残暑という言葉、実は結構使える期間が短いのです。その期間は、立秋(8月7日ごろ)から秋分(9月23日ごろ)まで。 つまりこのブログが掲載されるころは既に残暑の後半戦です。ですが、まだまだ熱中症対策に気は抜けませんね。 さて、残暑の他にも〇暑という言葉は沢山あります。 猛暑、酷暑、極暑、炎暑、大暑など……。この夏もいろいろな〇暑を聞きましたが、それぞれ何が違うのでしょうか。 猛暑は猛烈な暑さを表す言葉です。字のままですね。酷暑、これはひどい暑さを表します。こちらも全く字のままですね。 この猛暑、酷暑に「日」を付けると猛暑日、酷暑日となります。猛暑日は気象庁が気温35℃以上の日の呼び方としており、酷暑日は日本気象協会が気温40℃以上の日の呼び方としています。 ちなみに25℃以上の日は夏日、30℃以上の日は真夏日とされています……が、個人的にはこれらはもう当たり前の気温すぎて、春の終わりから夏のほんの始めにしか使われなくなってきているような気がします。気のせいでしょうか。 では極暑、炎暑はというと、それぞれきわめて暑いこと、焼け付くような暑さ。字から想像ができますね。ちなみに炎暑、はかなり古くから使われており、私の調べた中では11世紀にも使用例があるようです。平安時代からある言葉なんですね。昔の人も暑さに耐えていたのでしょうか。 大暑も厳しい暑さを表しますが、これは古くから季節を表す区切りとして使われている二十四節季の一つでもあります。大暑は7月23日ごろから8月7日ごろのことで、一年で最も暑い時期とされていますよ。 もう大暑は過ぎ去り、残暑も後半戦ですが、日や地域によってはまだまだ猛暑日となる日もあります。 屋外にいる時はもちろん、屋内にいる時や就寝中も暑さ対策を万全に。体調に違和感があればすぐに休息をとって、元気にお過ごしくださいませ。

10月はメカトロテックジャパン | その他

10月はメカトロテックジャパン

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。 10月といえば、どんなものを思い浮かべますか? 最近すっかりイベントとして定着しつつあるハロウィンも10月ですし、運動会や文化祭がこの時期、という団体も多いですよね。栗やさつまいも、ブドウも美味しい季節です。松茸や銀杏なども10月ですね。 秋が深まってきて文化行事や美味しい食べ物が多く出回る素敵な月ですが、そんな中でも18日~21日はポートメッセなごやへ行ってみませんか? 10月18日(水)~21(土)のポートメッセなごやでは…… 日本最大級の工作機械見本市、メカトロテックジャパン2023が開催されています! 工作機械やロボットが数多く展示される大規模な展示会で、2021年の前回開催ではコロナ禍中にも関わらず4日間で約7万人の方が足を運ばれています。工作機械やロボットの実物を見ながらじっくり検討できる貴重な機会ですよ。 さて、そんなメカトロテックジャパン2023、私たち常盤グループも出展いたします! 常盤ブースでは、 ・自己学習型協働ロボット DOBOT CR-3、MG-400 ・アンカーレス耐震ブラケット T-LOCK を展示予定です。 各展示機の詳しいご紹介はまた別の記事にて随時行って参ります。お楽しみに! 最後に展示会情報です。 展示会名:メカトロテックジャパン2023(略称:MECT2023) 会場 :ポートメッセなごや 新第1展示館・第2展示館・第3展示館 期間 :2023年10月18日(水)~10月21日(土) 開催時間:10:00~17:00 ※最終日21日(土)は16:00まで ブース :第3展示館 3D03 皆様のご来場を心よりお待ちしております。 お問合せは下記フォームよりお願いいたします。