BLOG

ブログ

ブログ
2021.09.28 サーモグラフィ

熱解析がもっと便利に!赤外線サーモグラフィカメラ用ソフトウェア

こんにちは。常盤産業 ブログ担当の田中です。

赤外線サーモグラフィカメラは非接触でものの温度分布を調べられる大変便利な機械です。最近では感染症対策に人の体表温を測定するタイプが多く出回っていますが、研究・開発・生産・建築などの現場でも温度調査・管理に幅広く使用されております。

弊社で取り扱っている日本アビオニクス株式会社製赤外線サーモグラフィカメラも幅広い現場で活躍しています。本日はそんな赤外線サーモグラフィカメラでの解析がもっと便利になるソフトウェアを紹介いたします。特に研究開発用途で活躍するソフトウェアです。

ご紹介するのは日本アビオニクス株式会社製「高機能収録・解析ソフトウェア AT1000」です。こちらは同社赤外線サーモグラフィカメラ Rシリーズ専用のソフトウェアで、下記のような他にはない機能を持っています。

多彩なトリガ機能
「〇〇℃になったら」「温度に動きがあったら」「〇〇時になったら」「外部から信号を送ったら」収録を開始するトリガ機能が豊富です。
いつ起きるかわからない温度変化を収録したい時や他設備と連動して収録したい時に大変便利です。

リアルタイム差分機能
基準の画像からの温度変化量を表示できます。
例えば、「ポイントA:50℃、ポイントB:70℃、ポイントC:150℃」という画像を基準にして、次の画像が「ポイントA:70℃、ポイントB:80℃、ポイントC:170℃」だった場合、差分の「ポイントA:+20℃、ポイントB:+10℃、ポイントC:+20℃」を可視化します。
大きく温度変化をしている部分を特定したい時などに便利な機能です。

異なる測定条件を組み合わせて測定可能
フレームレートなどの条件を時間やタイミングごとに変更して収録できます。
温度が急激に変わっているタイミングでは高フレームレートで、温度が安定してきたタイミングでは低フレームレートで収録、など必要な分だけ効率の良い収録ができます。

他にもトリガの直前も含めて記録するプリトリガ機能や1000点以上を指定してのトレンドグラフ作成、ソフトウェアが入っていないPCにも一部機能をおすそ分けできるexeエクスポート機能など、収録・解析を便利にする機能がたっぷり入った高機能ソフトウェアです。

とてもここではお伝えしきれないほどの機能を持っていますので、詳しいご説明やデモをご希望の方は、常盤産業 田中までまずお問合せください。オンライン商談も可能です。オンライン商談について

参考:メーカー製品ページ