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工場に潜む電力浪費の犯人は「エア漏れ」

こんにちは。常盤産業です。

工場で使用されるエアコンプレッサーの消費電力は、とても大きいですよね。なぜなら、空気を圧縮するためには、膨大なエネルギー(電力)が必要だからです。しかし、配管や継ぎ手部分からエア漏れがあると、その電力が無駄になってしまいます。例えるなら、水道の蛇口を開けっ放しにしているようなものです。無駄ですよね。

特に近年は電気代が高騰しているため、節電対策として省エネ型のコンプレッサーに買い替えを検討している企業も多いでしょう。ですが、エア漏れの「穴」をふさぐだけで、大幅な電力削減を実現できるかもしれません。そこで、今回ご紹介するのが、目に見えないエア漏れを見つけるエアモア社の「アルゴリーク」です。

エアモア社のアルゴリークなら片手で操作可能
片手で持てるハンディタイプ。しかもバッテリー3個で最大10.5時間も使用できる

目に見えないエア漏れ

空気は目には見えないため、エア漏れに気づく唯一のサインは「シューッ」という小さな音だけです。ところが、工場内では騒音が多いため、このような小さな音はなかなか聞こえません。

エア漏れの主な原因は、経年劣化や使用環境・設置の不適切さ、そして破損です。

経年劣化といっても、設備全体が劣化するわけではありません。パッキンやシールの劣化、ホースの損傷などは見えにくく、気づきにくいのが現状です。

このように、目でみることができず、知らず知らずに電気代が無駄になっていることに気づけないケースが多くあります。

カーボンニュートラル達成にむけてできること

エア漏れ=お金を無駄にしていること

「たかがエア漏れでしょ」と軽く考えてはいけません。実は、このエア漏れは工場の電気代に大きく関係しています。一般的な試算ですが、エアコンプレッサーが消費する電力のうち20%~30%もの電力がエア漏れによって無駄になっていると言われています。

もし、貴社の工場で月々の電気代が数百万円規模であれば、エア漏れによる損失は年間で数百万~数千万円になる恐れがあります。たかが「エア漏れ」と思っていると、大きな損失となる可能があります。

実際に、とある工場で、エア漏れによる電力を試算したところ、年間で2,430万円もの損失が判明!

無駄に電力を浪費するエア漏れをなくすには、まず見えない空気を可視化することが大前提です。

実際の表示画面。エア漏れが起こった箇所を特定できる
【実際画像】エア漏れ箇所の表示。予想漏洩量や年間の損失コストまでリアルタイムで表示できる

エア漏れを可視化して見つける「アルゴリーク」のここがすごい!

エアモア社のアルゴリークは、超音波を検出するマイクを64個も備えた産業用音響カメラです。騒音がある場所でも空気が漏れている場所を特定し、画面に表示します。

  • 騒音下でも検知できる

超音波で2kHz~96kHzの範囲で特定の帯域幅を検知できるから、人の耳に聞こえない小さな音を騒音下でもしっかりキャッチします。

  • 流量、CO2排出量、損失コストを同時に表示できる

エア漏れ箇所の表示だけでなく、流用をもとに損失コストまで数値で表示。これにより、省エネ対策やカーボンニュートラルの推進に必要な情報が全て収集できます。

  • 分析や報告が簡単にできる(無料)

撮影したデータを専用ソフトウェア(追加料金や定額料金なし)でPDF化できるから、報告書としてそのまま利用ができます。

  • 情報漏洩の心配なく使用できる

Wi-FiやBluetooth機能を搭載していないから、情報漏洩の心配がありません。機密保持ができ、安心して導入できます。

  • 安心安全の日本製

国内工場生産なのでスピーディーな対応が可能です。これなら安心して導入ができますね。

工場内に潜むエア漏れを特定するのは、アルゴリーク。
現場にお伺いして診断する「診断サービス」も好評

自社は大丈夫と思っていませんか?

「自社のコンプレッサーに漏れはないはず…」とお考えの方も多いでしょう。しかし、実際に測定してみると意外な結果に驚く場合もあります。

「うちの工場は、漏れてないかな?」と不安な方には、診断サービスをおすすめします。診断サービスは、弊社スタッフが現地に伺い、漏れがないかを診断いたします。

診断サービスや導入、アフタフォローについて詳しく話を聞いてみたいという方も、お気軽にご連絡ください。

詳しくは、下記ボタンからお願いします。

工場のエア漏れ対策は、常盤産業に!ご連絡お待ちしております。

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