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大きな台風がやってくる9月…しっかり対策を

こんにちは。常盤産業のブログ担当 上野です。いよいよ9月、台風の季節到来です。なぜ台風の秋なのか…実は1934年の室戸台風以降、大きな災害をもたらした台風は13個。そのうち11個が9月に接近、上陸しています 。80%を超える確率なんてこわいですね。

日本にやってくる台風がうまれてから消えるまで

生まれた場所が違うと台風・ハリケーン・サイクロンと呼び名が変わります。でもみんな同じなのです。

台風の卵は熱帯低気圧から生まれます。生まれたばかりの台風の卵には、それほどの勢力はありませんが、海上の水蒸気をエネルギー源としてどんどん大きくなり立派な(!?)台風に変化します。

日本にやってくる台風の勢力が強いのは、周囲がエネルギー源となる海上を通り立派に成長した台風だから。「大人の台風」といっても良いでしょう。

大人になった台風の成長がずっと続くわけではなく、やがて力を失い熱帯低気圧や温帯低気圧に変わって消えてしまいます。台風にとってはあっという間の生涯なのかもしれません。

台風がもたらす被害は「風」と「水」

台風の接近や上陸によって大きな災害が起こってしまうこともあります。その原因の多くは「風」「水」によるものです。

風の力はすごい

台風の「風速」は大きければ、大きいほど風が強くなります。風速10~15メートルでは人が歩きづらくなり、高速道路を走る車が風に流され始めます。さらに風が強まり、風速20メートルを超えると人は何かにつかまらないと立っていられなくなり、通常の速度で走る車でさえもハンドルを取られてしまうことも。建物の屋根がガタガタと揺れ、はがれ始めます。街路樹が倒れたり、電線が切れたり、信号機が倒れたり…。恐怖を感じる存在です。

水が押し出す力は想定外

短時間に多量の雨が降ったり、長時間降り続く雨排水能力を超えてしまうと住宅や畑が浸水します。山の近くでは土砂崩れが起き、海の近くでは高波や高潮、川の近くでは洪水が起きる危険性が高まります。勢いを増した水はとても力が強く、車や建物を押し出してしまうほどです。

台風に備えるには

台風が発生してから日本にやってくるまでには少し時間があるため備えることが可能です。台風が接近する直前ではなく、日頃から備えをしておくことで被害を減らすことができるかもしれません。

・建物へ水を侵入しないようにする

雨どいや側溝の掃除をして雨水が流れるようにしておきましょう。低い土地なら土嚢を準備しておくと安心です。

・ものが吹き飛ばないようにする

屋外に飛ばされやすいものがあるなら屋内に入れる、ロープなどで固定し飛ばされないようにしておきましょう。

・飛来物の被害を受けないようにする

飛来物を防ぐためにシャッターを閉めましょう。シャッターがない場合は窓ガラスに飛散防止フィルムを貼る、カーテンを閉めることでガラスが割れても破片が飛び散らないようにします。ガラスが割れ飛び散ったガラス片で怪我をしないように、靴底のしっかりした室内履きや靴を手の届くところに用意しておくと良いでしょう。

台風は刻々と変化します。最新情報を集めるために携帯やラジオなど、合わせて乾電池やモバイルバッテリーも備えておきましょう

災害時の飲み水なら「LIFECART」にお任せ

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