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カメレオンコードなら物流業の誤出荷を減らせる

こんにちは。常盤産業のブログ担当 上野です。
探し物に費やす時間は、年間80~150時間もあるとのこと。ちょっと驚きです。この時間を有効に活用するためには、探す時間を減らすこと。
すなわち、物を減らすことと効率よく物を管理することです。でも私物ならともかく、仕事で使う物や製品を減らすなんてことは、不可能ですよね。
それなら効率よく管理する方法を探してみてはいかがでしょうか。
“探し物を探す時間を減らすための方法を探す…(回文のようですが)”。今回は、効率よく物を管理でき、物流業界の誤出荷をゼロにするカメレオンコード(Chameleon Code®)の活用法についてご紹介します。

※Chameleon Code®は株式会社シフトの登録商標です。

誤出荷で後処理に頭をかかえるスタッフ。カメレオンコードでご出荷が防げる

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常盤産業株式会社担当者

愛知県名古屋市に本社を置く機械設備商社(知識商社)。 生産設備の自動化事業を核とし、500件以上の製造現場で課題解決を支援。特定のメーカーに縛られない中立な視点と、現場に寄り添う提案力に定評がある。

防げない誤出荷

多くの製品の中からピッキングして発送するのは、意外と難しい作業です。製品を間違えてしまうことも多々あります。故意に間違ったわけでもないのに、誤配の謝罪や再発送、返品処理など、ひとつのミスで無駄な作業が増えてしまいます。時間が無駄になるだけでなく、会社の信用が落ちてしまうことも。

カメレオンコードを利用すれば、こういった誤出荷を大幅に減らせます。

なぜカメレオンコードが誤出荷を防げるのか

カメレオンコードで誤出荷を減らせるのは、既存のタブレットやスマホでカメレオンコードをピッとするだけで、出荷先が読み取れるから。言い換えればカメレオンコードが住所ラベルの代わりをしているのです。しかも一度に100個ものコードを読み取れるので、出荷作業後トラックに載せる前にピッと読ませて、配送先を一度に確認することも可能です。
カメレオンコードで誤出荷防止すれば、後処理にかかる手間まで省けますね。

カメレオンコードなら棚卸作業の時間も短縮できる

スタッフが嫌がる「棚卸作業」。多くの製品を数えてリストに記入し、入力する…。とても手間がかかってしまいます。でもカメレオンコードを利用すれば、短時間で済ませられます。
例えば…

棚卸するものにカメレオンコードを貼る

棚卸の対象物にカメレオンコードを貼る

棚卸のリストを元に検索をする

棚卸リストをもとに棚卸を開始

かざしたスマホやタブレットに対象となるものが映し出される
カメレオンコードで誤出荷が防げる

カメレオンコードを認識しデータを読み取る

管理サイトでリアルタイムで管理できるだけでなく、他のシステムとの連携も可能
カメレオンコードで誤出荷を防げる

管理サイトでリアルタイムに確認ができる(CSV、API連携により他のシステムとの連携も可能)

これなら棚卸作業のために出荷が止まる…なんてこともなくなるので、業務効率が上がりますね。

在庫管理の他にもカメレオンコードは、作業者の所在管理や施設の入退管理、トラックヤードでの車両入退場管理などに利用されています。

カメレオンコードで物の管理が楽になる

持ち出す可能性のある物にカメレオンコードを貼っておけば、誰が持ち出したかがわかります。間違えた場所に保管されている物もカメレオンコードをピッとするだけで、本来の保管場所がわかります。迷子の

物が減り、時間の無駄使いが減るということです。

もし、それぞれの家庭でカメレオンコードが利用できるなら、冷蔵庫の中の食品管理にうってつけではないでしょうか。冷蔵庫の中をピッとするだけで、食べ忘れていた食材に気づき、賞味期限内に使い切ることができるかもしれません。

カメレオンコードは低コストで導入できる

4色の組み合わせで7兆通りのコードができるカメレオンコード。印刷は既存のカラープリンターで印刷ができ、読み取りは既存のスマホやタブレットでできます。初期費用が安く、コスパが良いというのも魅力です。

カメレオンカードはプリンターで印刷ができる
カメレオンコードで誤出荷はもう終わり

どんなところで利用できるか…
どれくらいの手間を省けるか…
お気軽にお問い合わせください。

この他にも作業者の所在管理や施設の入退管理、トラックヤードでの車両入退場管理などにカメレオンコードが利用されています。

弊社では、お客様のご要望をお聞きして、ご納得いただける提案をさせていただきます。
カメレオンコードについてのご質問は、下記のボタンから

お待ちしております。

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