
2025.09.08
サーモグラフィの失敗しない選び方欲しい機能はこれ!
こんにちは。常盤産業のブログ担当 上野です。サーモグラフィカメラを品質管理や研究などの目的で導入している企業が、年々増えています。その理由は、非接触で夜間や視界の悪い場所でもしっかり測定ができるから。ちなみに、サーモグラフィには便利な機能の付いたものがありますが、使いこなせなければ無駄な機能になってしまいます。もったいないですね。今回はサーモグラフィを選ぶ際のポイントについてご紹介します。 サ…
投稿日:2025.01.10 最終更新日:2025.04.04
こんにちは。常盤産業のブログ担当 上野です。
サーモグラフィの特長はなんといっても触れることなく温度を測ることができること。測ると色の違いで温度を教えてくれます。実は、画像のように見えていますが、実は大きな秘密が隠れている暗号だったのです。そんなサーモグラフィは今、あらゆる業界で活躍中です。なぜ、サーモグラフィが現場になくてはならないものなのか…。こんなサーモグラフィがあればよいのに…を製品化した最新機種についてご紹介します。
目次
よく目にするサーモグラフィの画像、ちょっとカクカクしている「画像」だと思っていませんか?実は、これ画像ではありません。拡大してみてみると…なんと温度を表す数値だったのです。数字ひとつひとつに色を設定することができ、温度を画像のように見ることができます。
ちなみに、国内では低い温度を寒色系、高い温度を暖色系で表す場合が多いですが、海外は色の表示が反対の場合もあります。その結果、対象物の温度によって色が変わっているような画像に見えていたのです。
どの部分でどれくらい温度差があるのか…といった温度分布を知ることは、製品の稼働温度の傾向を知ることができます。
さらに、どの部分で温度が高くなり、その温度がどう変化しているのか…といった「熱」の移動を追いかけることも可能です。これは熱を点でなく面でとらえることができるサーモグラフィだからこそです。
サーモグラフィが測っている点は「画素」といわれるものです。ちなみに、画素…カメラやテレビなどの画面で「〇〇画素」といわれるあの画素のことで、画像にあるひとつひとつ点のことです。この点が多ければ多いほど細かいところまできれいに見ることができます。
サーモグラフィでもたくさんの点(画素)を測る方がより細かく温度を知ることができます。つまり、低画素よりも高画素の方がたくさんの点(画素)があるので、きめ細やかな温度変化を知ることができるということです。
サーモグラフィで対象物の温度を面でとらえることができます。しかも物から出る赤外線を測るという仕組みからさまざまな業界で利用が可能です。
現場で利用するメリットとは…
・非接触なので衛生的に温度を測ることができる
・高所の設備でも人が上ることなく測ることができる
・高温部分でも人が近寄ることなく温度を測ることができる
・暗く煙っている環境でも測ることができる
・細かい部分の温度まで測ることができる
・短時間で温度を測ることができる…などなど。
高所や高温での作業は危険が伴いますが、サーモグラフィを使うことで安全に測ることが可能です。また人の目では見えづらくなる夜間や視界が悪いなかの計測も可能なので、災害時の利用も可能です。しかも狭いところに潜り込ませて測定ができる機種もあります。
ざっと挙げただけでもサーモグラフィのできることはこんなにたくさん。
もうサーモグラフィは、人の目を超えたといってもよいのではないでしょうか。
進化を続けるサーモグラフィ。さまざまな業界に普及することにより「こんなことをしたい」というお声を耳にすることがあります。
例えば、
・ピント合わせが簡単にできるフォーカスフリーなサーモグラフィがあればいいな
・広角レンズや望遠レンズのサーモグラフィがあればいいな
・設備上部から見下ろせるカメラとコントローラーを離して使用できるサーモグラフィがあったらいいな
・設備の下部分をカメラでのぞき込めるサーモグラフィがあったらいいな…など。
日本アビオニクス社製の「インフレック F50シリーズ」は、こんな「あったらいいな」をすべて叶えた機種です。パソコンにUSB接続するだけでリアルタイムに収録・解析できます。
サーモグラフィを検討したい…とお考えなら今がチャンスかもしれません。
日本アビオニクス社では、F50を購入すると、1本十数万の熱画像解析ソフトが無償でもらえる、2025年3月28日までにRシリーズの見積り依頼をすると機器更新の際に1本数十万円の熱画像解析ソフトが無償でもらえるキャンペーンを多数実施しております。
これは、かなりお得ですね。サーモグラフィについてのご相談は常盤産業にお任せください。
サーモグラフィのことなら常盤産業に!お待ちしております。
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