
2025.09.08
サーモグラフィの失敗しない選び方欲しい機能はこれ!
こんにちは。常盤産業のブログ担当 上野です。サーモグラフィカメラを品質管理や研究などの目的で導入している企業が、年々増えています。その理由は、非接触で夜間や視界の悪い場所でもしっかり測定ができるから。ちなみに、サーモグラフィには便利な機能の付いたものがありますが、使いこなせなければ無駄な機能になってしまいます。もったいないですね。今回はサーモグラフィを選ぶ際のポイントについてご紹介します。 サ…
投稿日:2025.02.26 最終更新日:2025.04.24
こんにちは。常盤産業のブログ担当 上野です。
サーモグラフィの特長はなんといっても触れることなく温度を測れることです。さらには人の目ではなかなか見えない暗い場所や煙が充満しているような視界が悪い場所でも測定ができます。そんなサーモグラフィは製造業界や医療業界などでなくてはならない存在に。でももしサーモグラフィがなかったら…。私たちの暮らしはどう変わっていたのでしょうか。
目次
赤外線が発見されたのが1800年代のイギリス。なんと今から224年も前のことです。日本が江戸時代末期から明治にかけての時代に、赤外線は発見されていました。
一般的に実用され始めたのは第二次世界大戦の後。開発の主な目的は軍事使用で、一般の人が使用するにはとても不便なものでした。開発が進み、産業界や医療界に普及し、その後一般向けに広がりました
もしサーモグラフィがなかったら、私たちの生活は大きく変わっていたでしょう。
非接触で測定可能なサーモグラフィは、あらゆる製造業や化学、医療の分野の進歩に影響を及ぼしていたはずです。
例えば、製造業界では温度の異常を見つけるといった業務が増えていたかもしれません。多くの時間と人数が必要になるため人件費がかさみ、生産性が低下するだけでなく、コストもかかるため製品価格も今と比べ、高くなっていたのではないでしょうか。
さらには生産できる数が今よりも減ってしまうため、欲しいものがすぐに手に入らなかったかもしれません。
医療業界においても同様です。体表温度の異常をみつけるサーモグラフィがなければ、症状がでてからの対処となるため重症化してしまうかもしれません。そのため完治するまでに時間がかかったのではないでしょうか。何より患者さんが辛い思いをする時間も延びてしまった可能性があります。
サーモグラフィは、産業界や医療業界の進化のスピードを早め、私たちの生活を便利に安定させてくれたとっても過言ではありません。
サーモグラフィは物体から放出されている赤外線量を計測しているので、暗い場所や煙で視界が遮られている場所でも利用できます。人の目では見えないところでもサーモグラフィならみられるのです。この原理を利用し、被災者の発見や火山活動を調べる際の地熱の監視にも利用されています。
この他にも人が作業するには危険な鉄道の架線や橋梁など高い場所の過電流の熱検知にも利用されています。
サーモグラフィを利用することで品質維持や生産性が向上します。品質維持ができれば、不良品が減り資源の無駄を減らすことが可能です。
暗い場所もしっかり監視できるので、照明なしでの夜間撮影ができ防犯対策としての利用が可能になります。資源の無駄を減らすだけでなく省エネにも貢献できるなんてエコそのものですね。
赤外線サーモグラフィは住みやすい社会を実現するには欠かせない存在になりそうです。
サーモグラフィに興味があるけど実際の設備に合うのは、どんな機種なのか、どんな機能があるのか…わかりませんよね。でもご安心ください。弊社スタッフがお客様のご要望をお聞きしながらご提案いたします。サーモグラフィが気になったら、お気軽に常盤産業にお任せください。
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