こんにちは。常盤産業のブログ担当です。
金属部品の表面処理や洗浄工程に満足していますか?
手作業や化学薬品での洗浄は、どうしても均一な品質を確保しにくく、最終検査での良品判定率が思うように上がらないことがあります。
そんな課題を解決するのが、レーザークリーナーです。
レーザークリーナーなら、非接触で部材を傷つけず、複雑な形状でもしっかり洗浄できるうえ、薬品不使用で廃液処理も不要です。
そこで今回は、製造業におすすめの最新洗浄技術「レーザークリーナー」についてご紹介します。
手作業や化学薬品による洗浄の課題
製造業での洗浄工程は、製品の品質を左右する非常に重要な工程です。
なぜなら、加工時の潤滑油や切削粉を洗い流さないと、外観にムラやシミ、精密部品の接触不良や動作不良につながり、製品の機能を損ねる可能性があります。
従来の洗浄工程でよくある課題は次の通りです。
- 部材を傷つけるリスクがある
- 均一な品質の確保が難しく、歩留まりが悪化
- 粉塵や有機溶剤の吸引によるスタッフの健康リスク
- 廃液処理にコストと手間がかかる
- 洗浄スタッフの確保・教育が難しい
もし、このような課題に直面しているなら、レーザークリーナーによる非接触洗浄が最適解です。
レーザークリーナーの特長とメリット
光吸収率の差を利用し、「汚れ」だけに高出力レーザーを照射して蒸発・除去するレーザークリーナーは、最新の洗浄技術です。
レーザークリーナーの主なメリット
複雑な形状であっても均一に洗浄でき、歩留まりの悪化を防ぎます。
従来の化学洗浄をレーザークリーナーに置き換えることで、廃棄物が約80%削減、さらにはCO₂排出量も約30%削減が可能です。
微細部や精密部品でも洗浄可能で、製品の品質維持や金型寿命の延長に貢献します。
有機溶剤を使用しないため、スタッフや環境への負荷を大幅に低減します。
レーザークリーナー導入で現場はここまで変わる
レーザークリーナーを導入すれば、これまでの洗浄工程の限界を突破することができます。
実際、既に多くの企業でレーザークリーナーの導入が進んでいます。
歴史的価値がある車両錆取りに導入。部材を傷つけず美観の回復に貢献。
精密部品の錆取りや表面処理として導入。特に、溶接前・塗装前処理の工程で活用し、品質向上に貢献。
複雑な形状の金型の微細部まで洗浄するために導入。その結果、製品の品質だけでなく、金型の寿命の延長にも貢献。
大型設備の定期メンテナンス用に導入。設備の解体や移動の必要がなく、稼働停止時間を短縮でき、結果として生産性向上に大きく貢献。
レーザークリーナーの導入なら常盤産業へ
レーザークリーナーは、従来の洗浄工程の課題を全て解決する新しい技術です。
もう、レーザークリーナーがあれば、歩留まりの悪化やスタッフの確保、教育に頭を悩ませることはありません。精密部品や金型、産業設備まで幅広く対応ができるうえ、環境負荷を抑えることも可能です。
自社製品に導入できるか、性能の確認などレーザークリーナーに関するご相談はお気軽にお問い合わせください。
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