2025.09.19
マシニングセンタ導入のワンポイント
こんにちは。常盤産業です。 製造業における生産性の向上や品質の安定は、企業の重要な課題です。しかし、理想と現実にギャップがあり、なかなか難しいのが現状です。 設備の導入や入れ替えを検討する際、 ・どの機械を選んだらよいかわからない… ・治具まで面倒を見て欲しい… ・機械の自動化も相談に乗って欲しい…といったお悩みもあるのではないでしょうか。 そこで、今回は、こうした課題を解決するマシニ…
投稿日:2025.07.25 最終更新日:2025.09.24
こんにちは。常盤産業です。
リニアウェイはメンテナンスを怠ると、精度の低下や設備本体にも悪影響を引き起こします。結果として修理や買い替えといった多額の費用が発生する可能性があります。
しかし、2025年5月にIKO社から発売されたファスナータイプ高機能防じんカバーがあれば、今までのような頻繁なメンテナンスは不要になり、リニアウェイをきれいに保つことができます。
この革新的なファスナータイプ高機能防じんカバーがリニアウェイメンテナンスの常識を変えます。

愛知県名古屋市に本社を置く機械設備商社(知識商社)。 生産設備の自動化事業を核とし、500件以上の製造現場で課題解決を支援。特定のメーカーに縛られない中立な視点と、現場に寄り添う提案力に定評がある。
目次
リニアウェイは、どうしても粉じんや切削油の飛沫、グリスの塊などが付着してしまいます。メンテナンスのたびに、以下の手順が必要となり、時間と手間がかかります。
しかも、汚れがこびりついている場合は、さらに多くの時間がかかることがあります。では、一体なぜ、時間と手間をかけてメンテナンスをしなければならないのでしょうか。

メンテナンスせず怠ると、位置決めの精度が低下したり、動作が不安定になります。その結果として、品質が低下してしまう恐れがあります。加えて、異物がレールや可動部に挟まると摩擦が生じ、リニア本体の寿命を縮めてしまいます。この他にも、振動や騒音が増加する可能性も出てきます。そして、このまま使い続けると、最悪の場合、壊れてしまい修理が必要になることも。
やはり、日ごろのメンテナンスは、非常に重要です。

2025年5月に発売されたIKO社のリニアカバーは、なんと驚くべきことにファスナー式です。テーブルの部分が通るたびにファスナーが開閉します。テーブルがある部分以外は、ファスナーが閉じているため、異物の侵入を防ぎます。
この製品は、YKK株式会社との共同開発によるもので、性能の高さに間違いはありません。
これなら、粉じんが多い設備環境でもメンテナンスにかける時間を大幅に短縮できます。
これなら、作業効率向上だけでなく、リニアウェイの耐久性も格段に上がりそうですね。

今回、ご紹介したファスナータイプ高機能防じんカバーはいかがでしたでしょうか。
弊社は、「こんな設備があれば良いのに…」というお客様のご要望を実現するために、これまでの知識と経験をもとに「どうすればお客様のご要望にお応えできるか」を常に考え、最適なご提案をいたします。
また、どの工程を改善すればよいかといったコーディネートも弊社の得意とするところです。お客様のご要望をお聞かせいただき、さまざまな取り扱い製品のなかから最適なご提案をいたします。これまでの「当たり前」を変える常盤産業に、お気軽にご相談ください。