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工場内の空気を深呼吸できるレベルまできれいにする集塵機

工場内の空気を深呼吸できるレベルまできれいにする集塵機 | 職場環境改善とBCP

こんにちは。常盤産業のブログ担当 上野です。

深呼吸すると心身ともにリフレッシュしますよね。空気のきれいな場所での深呼吸は、なおさら気持ちよいものです。そんな空気のきれいな場所として思い浮かぶのは、森林や川など自然の中なのではないでしょうか。でも工場内でもアレを使えば、汚れた空気をきれいな空気に変え深呼吸することが可能になるんです。

工場内の空気が汚れる原因は、粉塵や溶接ヒューム、オイルミストなど作業の際に出る物質。これらの物質は目に見えないものが多いのですが、空気中を漂っています。働く人にとって決して快適な環境とはいえません。

しかも体にとって危険なものもたくさん含まれています。一旦吸い込んでしまうと体外に排出することができず体内に溜まってしまい、頭痛や咳がとまらなくなるだけでなく皮膚疾患や肺機能障害などの健康被害となることもあります。

解決策は吸い込まないようにすることなのですが、目に見えない物質を取り去るのはなかなか難しい…。そこで活躍するのが「集塵機」です。

集塵機とは塵を集め濾過する機械のこと。掃除機のように空気を集め、空気清浄機のように空気を濾過し汚れた空気をきれいにします。集塵機には「フィルター式」と「電気式」「遠心分離式」などがあります。

おすすめはオーデン製の

「ニードル放電式電気集塵機」。

ニードルといわれる針の先から電気をだして空気中に漂う物質をおびき寄せ、根こそぎ捕集する仕組みです。まるで甘い香りで誘いこみ寄ってきた虫をパクっと食べてしまう食虫植物みたい…。

この「ニードル放電式電気集塵機」は、他の電気式と比べても電気代が安く、安全性にも優れており、目に見えない粉塵やオイルミスト、ハンダ付けの煙、溶接ヒューム、PM2.5よりも小さなものまで捕集することができる優れものです。

工場内に複数台設置すれば、集塵機が空気の流れをつくり、工場内に漂う物質を捕集する、ことができます。それぞれの空間に合わせて設置することが可能です。

これなら工場内で深呼吸することも可能になりますね。現場で働くスタッフが安全で快適に働ける環境はとても大切です。スタッフの満足度が上がることで生産性の向上にもつながるでしょう。

例えば電気式集塵機を街中に設置したら…排ガスや砂埃なども濾過してきれいな空気にすることができ住みやすい環境に変わります。特に黄砂や花粉の時期にはとても助かりますよね。

もしかすると未来の街には電話ボックスならぬ集塵ボックスが設置されているかもしれませんね。

集塵機の設置は補助金や助成金の対象となる場合があります。助成金を利用する場合は、お見積りの際にご相談ください。

※地域や助成金の内容によっては対象外となる場合もあります。

ご興味ある方は、お気軽に常盤産業にご相談ください。

お伺いし下見をさせていただいた上、御社にあった最適なプランをご提案いたします。(お見積り無料)まずは下記お問合せボタンより。お待ちしております!

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