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スタッフの満足度向上はトイレや休憩室から

こんにちは。常盤産業です。

トイレや休憩室は、スタッフにとって快適ですか?トイレや休憩室といった共用スペースの老朽化は、毎日使っているとなかなか気づきにくいものです。

実は、働くスタッフの満足度は、雇用条件だけではありません。トイレや休憩室などの共用スペースの快適性も職場環境として大きく影響します。外部から訪れた人たちはもちろん、他ならぬスタッフにもしっかりとみられているのです。

近年、トイレや休憩室、食堂をリニューアルする工場が増えています。目的は、スタッフの満足度を上げ、定着率を高めるためです。

学生のインターンシップが始まるこの時期に、改めて自社の“見え方”を見直してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人
常盤産業株式会社担当者

トイレと休憩室はただ利用できれば良いわけではない

かつて会社は、決まった時間を過ごし働くだけの場所でした。しかし、現代では、「快適さ」が求められるようになっています。スタッフが会社に求める「快適さ」は、多岐にわたります。その中の物理的な「快適さ」には、どのようなものなのでしょうか。

  • 作業環境の快適性 

温度や湿度、騒音や振動が適切であること。粉塵やオイルミストが除去され、きれいな空気であること。

  • 設備や動線の整備 

安全で使いやすい設備がありメンテナンスが行き届いていること。無理のない動線が確保されていること。

  • 共用スペースの整頓

トイレや休憩室といった共用スペースが清潔で整頓されていること。スタッフ人数に見合った広さがあり、利用しやすいよう工夫されていること。

作業環境や設備や動線の整備は、効率化や品質向上に直結するため、多くの企業が注力しています。

その一方で、トイレや休憩室などの共用スペースにまで目が届いている企業は、それほど多くありません。

これこそが、管理者とスタッフの間に生じる「ギャップ」なのかもしれません。

きれいなトイレや休憩室はスタッフも喜ぶ

職場は「1日の大半を過ごす場所」トイレ・休憩室も快適に

働くスタッフは、1日の大半を職場で過ごし、必ずトイレや休憩室を利用します。たとえトイレや休憩室が不潔だったとしても、我慢しながら利用せざるを得ません。利用するたびに感じる小さなストレスも何度も積み重なれば、大きなストレスに変わってしまう可能性があります。

なかには、「会社は、私たちスタッフを大切にしていないのでは?」といった不信感を持つスタッフがいるかもしれません。これでは、スタッフ満足度が低下してしまいます。

それほど、会社の共用部は、スタッフにとって大切な場所なのです。

会社とスタッフとの間に生じる「ギャップ」に気づいたら、なるべく早めに対応することが肝心です。なぜなら、離職を考えるスタッフも出てくる可能性があるからです。

改装前の和式トイレ、ただ用をたすだけの場所でしかなかった
改装してキレイになったトイレ。これなら快適で落ち着きますね

環境整備はスタッフの満足度や採用力アップにも繋がる

スタッフの満足度を高め、定着率を上げるには、もう給与や福利厚生といった条件だけでは不十分です。スタッフ自身が「ここで働きたい!」と心から思えるような環境整備が必要な時代なのです。

どの部分をどのように改善すべきかは、まず何よりもスタッフの声を聞くことです。利用者側の意見を取り入れることで、実際に使いやすい空間を作り出せます。もちろん、予算やスペースの制約もあり難しい場合もあります。しかし、ご安心ください。予算やスペースの制約をクリアし、スタッフの満足度を高める方法があります。

貴社のトイレや休憩室に満足しているスタッフはどれくらいいる?

満足度を上げる環境改善は常盤産業にお任せ

弊社がご紹介するofficeCEO社は、オフィスのデザインを手掛ける専門会社です。大掛かりなリニューアル工事から、トイレや休憩室といった部分的な改装まで対応可能です。ご予算に合わせたご提案はもちろん、セキュリティ対策、LANなどのビジネスインフラの整備まですべてお任せできます。しかも図面だけでなく3Dパースも作成してもらえるため、完成イメージがわかりやすいと好評です。さらに、レイアウトの変更は回数制限がなく、納得がいくまで何度でも無料で変更可能です。

改装前の弊社オフィス 

改装後のオフィス。
改装後のオフィス

弊社のオフィスもofficeCEO社にて改装しました。(上記画像)

具体化するまで、何度も変更し、パースを作成いただきました。また、フリーアドレス化にしたおかげで、スタッフ間のコミュニケーションも活発になり、思い描いた通りのオフィスが実現しました。

改装したいけど、どう改善してよいかわからないという場合も大丈夫。ゼロから共に快適な職場環境を作り上げてみませんか?

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