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カメレオンコードで
動線確認&業務効率UP

こんにちは。常盤産業です。
弊社スタッフは、お客様からいろいろなご相談をいだたきます。なかでも一番多いのが“効率化”に関すること。
「無駄を省きたい」
「もっとコストを下げられるはずだけど、どの部分だと思う?」
といった内容です。
このままではいけない、改善しなければ…と思ってはいるものの、どうすればよいかわからないと悩んでいる方が多いのです。

たしかに、「無駄」を見つけるって、なかなか大変なことですよね。こんなとき、弊社スタッフがおすすめするのは、見えない「無駄」を見つけ出すことです。
今回は、見えない「無駄」を見つけられるカメレオンコード(Chameleon Code®)の使い方をご紹介します。

※Chameleon Code®は株式会社シフトの登録商標です。

カメレオンコードで動線確認して業務効率アップさせる
この記事を書いた人
常盤産業株式会社担当者

カメレオンコードで見えない無駄を見つける

「無駄」には、大きく分けて2つあります。

ひとつ目は、不良品や余剰在庫といった「目に見える無駄」。

ふたつ目は、余分な作業工程や機械のチョコ停などの「目に見えない無駄」です。

「目に見えない無駄」は意識をしなければ、なかなか見つけることができません。そのため、意識を持って見つけ出すことが大切です。本気で効率化を目指すなら、まず「無駄」を見つけることから始めましょう。

作業工程での「無駄」を見つけたいなら、作業手順やスタッフの動線確認が必要です。そうすることで、見えていない「無駄」を見つけることができるでしょう。

例えば、作業に必要なものが1か所になく、あちこちにあるなら、作業の度にその場所まで移動しなければならなりません。この場合、「歩く無駄」「時間の無駄」、2つの「無駄」が発生しています。

しかし、動線確認するには、スタッフの動きをつきっきりで監視しなければならず、さらにと「人員の無駄」とと「時間の無駄」が発生してしまいます。

ましてや、スタッフ全員の動線を把握するとなると、なおさらです。こんなとき、インフォファーム社製カメレオンコードがおすすめです。

カメレオンコードで動線確認

インフォファーム社製カメレオンコードを利用すれば、スタッフ全員の動線を一度に確認ができます。

どのようなものかというと、カメレオンコードを作業着や帽子に貼り、作業場全体が映る場所にネットワークカメラを設置するだけです。

カメレオンコードなら大勢の動線を一度に確認できる

《カメレオンコードで収集できる情報》
・誰が
・いつ
・どこにいるか
・どれだけ移動しているか
・どれだけの時間滞在しているか

インフォファーム社製カメレオンコードを利用すれば、これらの情報を常時収集します。しかも、一度に複数人の動線が可視化できるので、どのスペースが混みあうかをリアルタイムで知ることができます。

では、インフォファーム社製カメレオンコードを利用した動線確認方法をご紹介します。

スタッフのユニフォームや帽子などにメレオンコードを貼る

① カメレオンコード発行
まず初めに、事前に登録された作業者に対し、管理者からカメレオンコードを発行する

カメラがカメレオンコードを認識する

② カメラが自動認識
カメレオンコードを付けた作業者が、カメラを通過した時点で認識し、作業者ごとの時間を記録

対象となるスタッフが、どの場所にどれだけ滞在したかをデータ化。

③ 作業実績の収集
作業者が「どこに」「どれだけ」滞在したかを収集。さらに、作業者の所在もリアルに確認。

カメレオンコードで見える化

この他にもBIツール(BusinessIntelligence)ツールを使用すれば、下のようなデータで可視化ができ、見える化ができます。

カメレオンコードで動線確認だけでなく、トラッキングアナライズも分かる
カメレオンコードなら動線確認だけでなく温度分布もデータ化できる

これならスタッフそれぞれの動線を知ることができるうえ、設備の配置や作業工程を効率の良い配置や手順に改善できます。業務改善のハードルが低くなりますね。

導入も簡単で様々な使い方ができるのはカメレオンコードだからこそ。

実用例や導入方法について詳しく知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。

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画像を活用した設備はトキワシステムテクノロジーズへ

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