blog

スタッフの満足度向上はトイレや休憩室から

こんにちは。常盤産業です。

トイレや休憩室は、スタッフにとって快適ですか?トイレや休憩室といった共用スペースの老朽化は、毎日使っているとなかなか気づきにくいものです。

実は、働くスタッフの満足度は、雇用条件だけではありません。トイレや休憩室などの共用スペースの快適性も職場環境として大きく影響します。外部から訪れた人たちはもちろん、他ならぬスタッフにもしっかりとみられているのです。

近年、トイレや休憩室、食堂をリニューアルする工場が増えています。目的は、スタッフの満足度を上げ、定着率を高めるためです。

学生のインターンシップが始まるこの時期に、改めて自社の“見え方”を見直してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人
アバター画像
常盤産業株式会社担当者

愛知県名古屋市に本社を置く機械設備商社(知識商社)。 生産設備の自動化事業を核とし、500件以上の製造現場で課題解決を支援。特定のメーカーに縛られない中立な視点と、現場に寄り添う提案力に定評がある。

トイレと休憩室はただ利用できれば良いわけではない

かつて会社は、決まった時間を過ごし働くだけの場所でした。しかし、現代では、「快適さ」が求められるようになっています。スタッフが会社に求める「快適さ」は、多岐にわたります。その中の物理的な「快適さ」には、どのようなものなのでしょうか。

  • 作業環境の快適性 

温度や湿度、騒音や振動が適切であること。粉塵やオイルミストが除去され、きれいな空気であること。

  • 設備や動線の整備 

安全で使いやすい設備がありメンテナンスが行き届いていること。無理のない動線が確保されていること。

  • 共用スペースの整頓

トイレや休憩室といった共用スペースが清潔で整頓されていること。スタッフ人数に見合った広さがあり、利用しやすいよう工夫されていること。

作業環境や設備や動線の整備は、効率化や品質向上に直結するため、多くの企業が注力しています。

その一方で、トイレや休憩室などの共用スペースにまで目が届いている企業は、それほど多くありません。

これこそが、管理者とスタッフの間に生じる「ギャップ」なのかもしれません。

きれいなトイレや休憩室はスタッフも喜ぶ

職場は「1日の大半を過ごす場所」トイレ・休憩室も快適に

働くスタッフは、1日の大半を職場で過ごし、必ずトイレや休憩室を利用します。たとえトイレや休憩室が不潔だったとしても、我慢しながら利用せざるを得ません。利用するたびに感じる小さなストレスも何度も積み重なれば、大きなストレスに変わってしまう可能性があります。

なかには、「会社は、私たちスタッフを大切にしていないのでは?」といった不信感を持つスタッフがいるかもしれません。これでは、スタッフ満足度が低下してしまいます。

それほど、会社の共用部は、スタッフにとって大切な場所なのです。

会社とスタッフとの間に生じる「ギャップ」に気づいたら、なるべく早めに対応することが肝心です。なぜなら、離職を考えるスタッフも出てくる可能性があるからです。

改装前の和式トイレ、ただ用をたすだけの場所でしかなかった
改装してキレイになったトイレ。これなら快適で落ち着きますね

環境整備はスタッフの満足度や採用力アップにも繋がる

スタッフの満足度を高め、定着率を上げるには、もう給与や福利厚生といった条件だけでは不十分です。スタッフ自身が「ここで働きたい!」と心から思えるような環境整備が必要な時代なのです。

どの部分をどのように改善すべきかは、まず何よりもスタッフの声を聞くことです。利用者側の意見を取り入れることで、実際に使いやすい空間を作り出せます。もちろん、予算やスペースの制約もあり難しい場合もあります。しかし、ご安心ください。予算やスペースの制約をクリアし、スタッフの満足度を高める方法があります。

貴社のトイレや休憩室に満足しているスタッフはどれくらいいる?

満足度を上げる環境改善は常盤産業にお任せ

弊社がご紹介するofficeCEO社は、オフィスのデザインを手掛ける専門会社です。大掛かりなリニューアル工事から、トイレや休憩室といった部分的な改装まで対応可能です。ご予算に合わせたご提案はもちろん、セキュリティ対策、LANなどのビジネスインフラの整備まですべてお任せできます。しかも図面だけでなく3Dパースも作成してもらえるため、完成イメージがわかりやすいと好評です。さらに、レイアウトの変更は回数制限がなく、納得がいくまで何度でも無料で変更可能です。

改装前の弊社オフィス 

改装後のオフィス。
改装後のオフィス

弊社のオフィスもofficeCEO社にて改装しました。(上記画像)

具体化するまで、何度も変更し、パースを作成いただきました。また、フリーアドレス化にしたおかげで、スタッフ間のコミュニケーションも活発になり、思い描いた通りのオフィスが実現しました。

改装したいけど、どう改善してよいかわからないという場合も大丈夫。ゼロから共に快適な職場環境を作り上げてみませんか?

弊社の取り扱い製品はこちらからご覧いただけます

弊社が手掛けた事例はこちらからご覧いただけます

自働化・省人化に関する他の記事はこちらからご覧いただけます

画像を活用した設備や油圧はトキワシステムテクノロジーズへ

この記事をシェアする

関連する記事を読む Related blog

カーボンニュートラル達成は「漏れ」を<br>止めることから始める | 職場環境改善とBCP

カーボンニュートラル達成は「漏れ」を
止めることから始める

こんにちは。常盤産業です。 2050年カーボンニュートラル達成、そして持続可能な開発目標(SDGs)への貢献は、もはや企業にとって避けては通れない喫緊の課題となっています。温室効果ガス排出量の削減はもちろんのこと、資源の有効活用や環境負荷の低減も企業活動のみならず社会全体で最優先に取り組むべきテーマのひとつです。 2050年ゼロ目標達成とSDGs達成に向けた「漏れ」対策 2050年までのカ…

職場内のコミュニケーションを活性化する「空間づくり」 | 職場環境改善とBCP

職場内のコミュニケーションを活性化する「空間づくり」

こんにちは。常盤産業です。 職場内のコミュニケーションは、作業効率や会社の信頼に直結するといっても過言ではありません。もし、コミュニケーション不足を感じるなら、早めの改善をおすすめします。改善策は多岐にわたります。例えば、物理的なアプローチのひとつに「空間づくり」があります。そこで、今回は「空間づくり」についてご紹介します。 コミュニケーションは一日にして成らず 「小さなミスが減らない…

「知らなかった」では済まされない<br>企業としてのアスベスト対策 | 職場環境改善とBCP

「知らなかった」では済まされない
企業としてのアスベスト対策

こんにちは。常盤産業です。 アスベストが建材として多く利用されていた1970年~1980年代。その健康被害が深刻な問題になったのは、その数十年後でした。そのため、このアスベストによる健康被害は、昔の問題ではなく、今もなお慎重な対策が必要です。 アスベストに関する法令は非常に厳しく、適切な調査や対策を怠った場合、罰則が科せられる可能性があります。これほど厳しく取り締まるのは、アスベストが人体に…

企業として備える防災対策 <br>~今すぐできる3つのアクション~ | 職場環境改善とBCP

企業として備える防災対策
~今すぐできる3つのアクション~

こんにちは。常盤産業です。 ここ最近、各地域で地震が頻発しています。日本列島が4つのプレートの境界に位置する以上、地震が多いのは避けられないことかもしれません。地震を正確に予知することが依然として難しい今、企業にできることは、被害の最小限に抑えるための防災対策をすることではないでしょうか。なぜなら、防災対策は、会社とスタッフの命、そして事業を守るために非常に重要です。そこで、今からできる企業の…

自然災害への備え<br>〜企業に求められる一歩先の減災対策〜 | 職場環境改善とBCP

自然災害への備え
〜企業に求められる一歩先の減災対策〜

こんにちは。常盤産業です。 近年、自然災害が増加しており、企業における防災対策の重要性はますます高まってきています。こうした背景のなか、2025年7月1日に政府は「南海トラフ地震防災対策推進基本計画」を修正し、今後10年間で災害による死者数をおおむね8割、全壊や焼失する建物数をおおむね5割減らす「減災目標」を発表しました。(1) こういった背景を踏まえ、企業もこれまで以上の減災対策が求め…

工場に潜む電力浪費の犯人は「エア漏れ」 | 職場環境改善とBCP

工場に潜む電力浪費の犯人は「エア漏れ」

こんにちは。常盤産業です。 工場で使用されるエアコンプレッサーの消費電力は、とても大きいですよね。なぜなら、空気を圧縮するためには、膨大なエネルギー(電力)が必要だからです。しかし、配管や継ぎ手部分からエア漏れがあると、その電力が無駄になってしまいます。例えるなら、水道の蛇口を開けっ放しにしているようなものです。無駄ですよね。 特に近年は電気代が高騰しているため、節電対策として省エネ型のコン…

生産性を落とさず防音対策できる<br>「T-Mute」 | 職場環境改善とBCP

生産性を落とさず防音対策できる
「T-Mute」

こんにちは。常盤産業のブログ担当 上野です。 工場内の「音」は近隣からのクレームやスタッフの負担になるため、早めの対策が必要です。でも、防音対策といってもどんな材質のものをどこに設置すればよいのかよくわからないですよね。 おすすめは常盤産業が提案する「T-Mute」。T-Muteなら何種類もあるパネルのなかから音質にあったものを選び最適なものを設置できます。防音効果だけでなく作業効率を重視…

うるさい音は「騒音」クレームが出る前に対策しなくちゃ! | 職場環境改善とBCP

うるさい音は「騒音」クレームが出る前に対策しなくちゃ!

こんにちは。常盤産業のブログ担当 上野です。 時刻を知らせるチャイムやアラーム、危険を知らせるクラクションなど私たちの生活の中で「音」はいろんな役目をはたしています。好きな音楽や心地よい音は心身ともリラックスさせてくれる反面、好まない音や大きすぎる音は「騒音」とされ、敬遠される存在です。騒音は早めの対策が大切。いつかそのうちに…と後回しにしてしまうとトラブルが発生しクレーム対策に悩まされる…