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カーボンニュートラル達成は「漏れ」を
止めることから始める

こんにちは。常盤産業です。

2050年カーボンニュートラル達成、そして持続可能な開発目標(SDGs)への貢献は、もはや企業にとって避けては通れない喫緊の課題となっています。温室効果ガス排出量の削減はもちろんのこと、資源の有効活用や環境負荷の低減も企業活動のみならず社会全体で最優先に取り組むべきテーマのひとつです。

2050年カーボンニュートラルゼロを達成するためには漏れをなくす
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常盤産業株式会社担当者

愛知県名古屋市に本社を置く機械設備商社(知識商社)。 生産設備の自動化事業を核とし、500件以上の製造現場で課題解決を支援。特定のメーカーに縛られない中立な視点と、現場に寄り添う提案力に定評がある。

2050年ゼロ目標達成とSDGs達成に
向けた「漏れ」対策

2050年までのカーボンニュートラルまで、残すところあと25年。この大きな目標に近づく手段のひとつが、「漏れ」をなくすことです。たとえば、多くの工場で使われているエアーコンプレッサー。これを動かすために多くの電力が必要です。しかしこの電力の20~30%が「エア漏れ」によって無駄になっています。

これは、単に電気代を無駄にしているだけでなく、地球環境にも大きな影響を与えています。なぜなら、電力を生み出す過程で大量のCO₂が排出されるからです。つまり、エア漏れをなくすことは、その分のCO₂排出量の削減にもつながります。

エア漏れは、単なる漏れではなく、資源の無駄使いをなくし、SDGsにも深く関わる重要な課題なのです。

見えない漏れを止めることでカーボンニュートラルに近づける

目視ではエア漏れを見つけられない

従来の目視や聴診による点検では、微細な漏れや手の届かない場所の漏れを見つけることは困難です。では、どうすれば「エア漏れ」を見つけられるのでしょうか。エア漏れを調べるなら、エアモア社の「アルゴリーク」がおすすめです。

「アルゴリーク」が選ばれる理由

「アルゴリーク」なら、目に見えない配管のひび割れや目視できない設備の裏側、天井、バルブのわずかな継ぎ目など、どこから、どれだけ漏れているかが瞬時に把握できます。多くの工場で選ばれているのは、次のような特長があるからです。

特長 内容
「漏れ」をリアルタイム表示 推定漏洩量、CO₂ 排出量、年間の損失コストを即時に把握できる。
騒音の多い環境で使用可能 64個のマイクを内蔵しており、騒音の多い工場内でも高精度に「漏れ」を発見できる
ズーム機能搭載 最大16倍までズームができるので、小さなひび割れや配管の継ぎ目もしっかりと確認できる
簡単レポート化 検知した漏洩量をもとに、修繕した場合の改善効果を概算した報告書が簡単に作成できる
国内製造品 安心の国内製造でアフターサポートが充実している
長時間の使用が可能 バッテリー使用時間は最大10.5時間。長時間使用できるので、広範囲の点検や複数個所での連続使用にも対応できる。(フル充電:5時間)
情報漏洩の心配無用 Wi-FiやBluetooth機能を搭載していないので、情報漏洩の心配がなく安心して利用できる
優れたコストパフォーマンス 高スペックながら、コストパフォーマンスがよく導入しやすい
アルゴリークでカーボンニュートラル達成する

企業として何をすべきか

2050年カーボンニュートラルは、未来の話ではありません。今から、企業が取り組むべき課題です。
そのひとつの対策に、エネルギーの無駄使いである「エア漏れ」をなくすことがあります。特別なことを新たに始めるのではなく、今の現場で、できる「エア漏れ対策」。

やがて来る2050年。企業として存続しながら、環境を守る方法…。

常盤産業と共に考えていきましょう。

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