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TDS値とは? どんな時でも安心して飲める水

TDS値とは? どんな時でも安心して飲める水 | 職場環境改善とBCP

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。

暑くなってきました。水をいつもよりたくさん取る季節ですね。熱中症には十分にお気を付けて。しっかり水分塩分を取って夏を乗り切りましょうね。

さて、一口に水といっても「美味しい!」と感じる水と「ちょっと苦手……」と思う水とありませんか?

水の味の違いにはいろいろな要素が絡みますが、そのうちの一つがTDS値です。TDSといっても千葉県にある冒険とイマジネーションの海ではありません。

「Total Dissolved Solids(総溶解固形物)」の略で、水中に溶けている無機塩類や有機物の濃度を表す数値です。

硬度、という値もありますが、こちらはカルシウムとマグネシウムが多く含まれていると高くなります。TDS値はカルシウム・マグネシウム以外の物質も含めた数値ですので、似ていますが違う数値なんですよ。

TDS値が高くても不純物が多くて汚い水、というわけではありません。例えば水道水に比べたら牛乳やコーヒーなどははるかにTDS値が高く、また硬度の高いミネラルたっぷりの水もTDS値が高くなる傾向にあります。

TDS値が高いといっても、H2O以外の物質がたくさん溶け込んでいる、というだけのことなので、その物質がミネラルなどの身体によいものなのか、泥や汚れなどの身体に入れたくないものなのかはわかりません。

でも、目の前に飲んでよいかどうかわからない謎の水があった時はその水のTDS値が低ければ低い程安全です。

TDS値が400だったら何かわからないH2O以外のものがたくさん混ざっている水で、TDS値が0だったらH2O以外ほぼ何も入っていない水だからですね。

通常でしたらそんな怪しい水は飲まずに捨てるのがもちろん正解ですが、災害時など、その水しかない時にはそうは言っていられません。

(株)土岐のライフカートなら、そんな災害時にもTDS値が限りなく低い水を生成できます。

「災害が起きて水道がストップ備蓄の水も底をつきそうだし公共の支援もまだ来ない……。あるのはきれいかどうかわからない川の水や雨水、地下水だけ。でも水を飲まないと命が危ない!

こんな状況でもライフカートがあれば、川の水や雨水、地下水をろ過して、超低TDS値の水を作り出せます

一度弊社でコーヒーや緑茶を混ぜた疑似泥水(TDS値:約50)をライフカートでろ過してみたところ、なんと脅威のTDS値:0でした。

右の写真の容器にたまっている黒い水が疑似泥水、白いホースから出ている透明な水がろ過後のTDS値:0の水です。

TDS値:0.つまりH2O(水)以外の不純物はほぼ何も入っていない、ということ。飲んでみると、ただの水でした。甘くも旨くもない、まずくも苦くもない無味の水。コーヒーや緑茶の苦味もうまみも香りも一切消えていました。私だけでなく、その場で一緒に飲んだ約10人、みんな同じような感想でした。
これなら、災害時にも飲めそうですし、調理にも使えそうですね。

ライフカートの詳しいご紹介記事はこちら

このライフカートを「検討したい」「詳細打合せがしたい」「実際にろ過水を飲んでみたい」という方は常盤産業まで。下記お問合せボタンよりご連絡ください。

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