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2022.01.31 自動化・省人化

インタビュー記事 自働化エキスパートに聞く

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。

常盤産業の自働化事業部。25年以上の歴史の中で自動化生産ラインや専用機といった大きなものから、治具製作のような小さなものまで、設計・製作・立上げをご提案している部署です。

様々な製品を取り扱う常盤産業の中でも、案件ごとに一品一様で違うものをご提案する自働化という分野は、具体的な製品の紹介が難しく、今まで本ブログでもあまり紹介できていませんでした。

そこで、今回はその自働化事業部の自働化エキスパートの一人、A氏にインタビューして参りましたので皆様に常盤産業の自動化のリアルをお届けいたします!

田中:まず、常盤産業の自働化はどれくらいのエリアをカバーしていますか?

A氏:日本全国です!以前は本社のある東海圏が多かったのですが、最近エリアを広げる為に組織を刷新しました。自働化事業部の中で、名古屋本社は西日本エリア、長野県にある東日本営業所は東日本エリアと担当を分け、その結果、近年では東北や関東の新規のお客様も増えていますよ。

田中:常盤産業といえば東海エリア、特に自動車業界・工作機業界に強い会社!というイメージだったのですが、東北や関東のお客様も増えているのですね。あ、もしかして、お客様の業界も広がっていますか

A氏:広がってますよ!自動車業界以外の新規のお客様も増えています。電子部品や半導体、食品やコスメなど……どんな業界でも対応できます。

田中:食品やコスメ業界もですか!? でも、異業種のお客様だと業界の常識や設計・施工時に気を付けるポイントが違ったりして苦労するように思うのですが、何か秘密がありますか?

A氏:業界毎にお客様からの要求やニーズが異なりますので、25年以上の経験とノウハウを活かし、更にはそれぞれの業界・案件ごとにノウハウのある最良のパートナー企業様と共にご提案させていただいておりますよ。

田中:それならきっとお客様も安心してお任せいただけますね。

田中:でも、名古屋と長野の拠点から日本全国へって、地理的に大変ではないですか?お客様も遠慮されてしまうのでは……

A氏:今はWebが活用できるので、そこまで問題ではないんですよ。Webミーティングで顔を合わせて打合せたり、3D CADを使用したデザインレビューを行ったりすることで遠方のお客様も効率よく、すれ違いのないように商談を進めています。もちろん、施工時や面直での打合せが必要な時にはすぐに訪問します!当然このご時世ですから、感染予防もしっかりしていますよ(笑)

田中:さわやかな笑顔をありがとうございます。ところで、最近の案件で困ったことや苦労したことはありますか?

A氏:もちろんありますよ(笑) あるお客様からの案件で、直行ロボットを使用した構想をいただいたんです。でも、直行ロボットだと部品点数も多くて予算が厳しくて……。そこで、6軸の垂直多関節ロボットに変更してご提案しました。

田中:え!?直行ロボットより6軸ロボットの方が高価だと思うのですが……!?どうなったんですか?

A氏:垂直多関節ロボットに変更した結果、ステーション点数(ラインの長さ)や部品点数を減らすことができて、予算を抑えることができました。スペースも抑えられましたよ。お客様にも喜んでいただけて、4~5社ほどの候補の中から選んでいただけました。

田中:おおお!安くなったんですか。それに4~5社の中から選んでいただけるなんて嬉しいですね!最初の構想とは違っても、お客様のニーズにぴったり合ったんですね。

田中:最後に、常盤産業の自働化のミッションを教えてください。

A氏:今までもこれからも、人に代わる自働化システムをお客様にお届けすることです。

A氏:就労人口の減少や、雇用延長が必要となってきている世情から、今後、人の手での単純作業を根本から見直すことが必要になっていきます。それでも、企業様ごとに考え方や必要な自働化っていろいろだと思います。常盤産業では、様々な考えを持ったお客様それぞれに、最適な自働化システムをご提案していきます。

田中:Aさん、本日はありがとうございました!

いかがでしたでしょうか。

A氏には今後も取材を続け、本ブログで常盤産業 自動化の技術や実際の導入事例などを紹介していきますので、是非 引き続きご覧いただけますと嬉しいです。

常盤産業ではものづくり現場の自働化をサポートしております。

工場やライン丸ごとの自働化はもちろん、まずは搬送装置や検査装置を、まずは作業を効率化する治具を、というご相談にも最適なご提案をいたします。

一度相談をしてみたい、他社では断られたのだけどやっぱり自働化したい、という方は是非、常盤産業 自動化事業部へご相談ください。お問合せは本ページ右上のお問合せ、またはお電話・お近くの弊社担当者を通して常盤産業 ブログ担当 田中までお願いします!