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2022.04.04 その他

常盤産業で働く120人の仮想労働者たち

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。

常盤産業には人間の労働者がだいたい60人程おります。いわゆる中小企業ですね。
ただ、この約60人以外にも、その倍の120台程度の仮想労働者(デジタルレイバー)が働いています。人間よりずっと多いです。その正体はRPAという人の代わりにPC作業を行うソフトウェア。これがすごいんです。

この仮想労働者は人間と違ってイレギュラーな判断はできませんが、疲れてしまったりうっかりミスしたりしないので、単純作業で大活躍しています。

常盤産業のデジタルレイバー「とわちゃん」

本日は弊社で働く仮想労働者の中でも、おそらく一番の働きものである、受注ロボットについて紹介します。

この受注ロボット、まずはお客様のEDIにログインし、お客様からの受注情報を手に入れます。

その受注情報を社内の管理用エクセルに入力し、社内データベースに商品情報などの情報がそろっていればそのまま社内基幹システムにアクセス、受注入力を行い、伝票を印刷します。

社内データベースに情報がないものの場合はエクセル上にどの情報が不足しているかを示し、人間が補完する必要があります。

情報さえそろっていれば、人間は受注作業にノータッチのまま、プリンターから出てきた受注伝票を手に入れることができます。受注確認の為だけにEDIにログインすることはありません

人間が数時間かけて行っていた受注作業をこのロボットたちはミスなく正確に代行してくれます。
その分、人間は基本的に受注作業に関わらなくて良いので、問合せ対応を丁寧に行ったり、人間の判断が必要な緊急案件や特殊案件の対応を行うことができます。

受注ロボットの他にも、宅配業者に依頼した荷物の情報を集計したり、仕入先様からの入荷リストを集計したり、日報を発行したり、様々な仮想労働者が常盤産業で働いており、人間の労働者の負担を減らしています。

それらのロボットについてはまた機会を設けてお伝えしますね。

ちなみに、この仮想労働者を使い始めたのは3年前程なのですが、もし今も仮想労働者がいなかったら、と考えると……

緊急対応や個別対応が必要な案件が発生すると通常業務が遅延

時折うっかりによる受注見落としが発生し、納期遅れや信用喪失が発生

事務を行うスタッフの慢性的な残業

これらは3年前にはある程度現実に起こっていることでした。こう書くとものすごい負の連鎖ですね……。

かつては慢性的に残業していました……

今は仮想労働者のおかげでかなりの時間を削減できており、事務スタッフの残業はほとんど無くなっていますし、受注見落としはほぼ根絶個別対応も以前より丁寧に行えているのではないかと思います。

さらには以前はやりたくても時間的にできなかった一部の集計作業なども仮想労働者が行い、それを元に業務改善もできています。

社内でものすごい効果があったので、実はお客様への仮想労働者/RPA導入のお手伝いも行っております。
とっても簡単…では決してありませんが、RPA担当いわく目標を決めて運用や管理ができれば、仮想労働者/RPAの導入は怖いものではありません
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