2026.06.03
TSTがROBOT TECHNOLOGY JAPAN 2026に出展
こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。 買ったのに活用しきれていない、高かったのに今は使っていない……そんなもの、ありませんか? 私も、張り切って(自分にしては)お高いのを買ったのに、仕事中は作業着を着ていることばかりでジャケットはクローゼットに仕舞ったまま、気づけば買った時より自身が横に成長してしまい、活用しきれていない残念なスーツを持っています。うーん、活用しきれない持ち主でス…
投稿日:2026.06.19 最終更新日:2026.06.19
こんにちは。常盤産業のブログ担当 上野です。
皆さん、「この世にある唯一無二のものは何か?」と聞かれたら、何と答えますか?
身近なものでいうなら、雪の結晶やDNAの配列、指紋などでしょうか。
なんだか神秘的な話になってきました。
実は、モノにも指紋のような「紋様」があることをご存じでしょうか。
肉眼では見ることが出来ないのが、この「紋様(物体指紋)」です。
たとえ同じ金型で作られた製品であっても、ひとつひとつに異なる「微細な違い」が生まれます。これまではその違いを目視で見分けることが、ほぼ不可能でした。
この微細な紋様を読み取り、「個体識別」を可能にしたのがGAZIRU.z(ガジル)です。

今回は、GAZIRU.zで何ができるのかをご紹介します。
目次
これまで私たちは、モノを見分けるために「印」をつけてきました。バーコードやQRコードを貼る、レーザーで刻印するなど、外側からわざわざ情報を「後付け」して識別していたのです。しかし、現実にはすべての製品に「印」をつけられるわけではありません。
「印をつけられない=個体管理ができない」…。
そんな課題を解決するのがGAZIRU.zです。
製品にラベルを貼ったり加工したりすることなく、「ありのままの状態」で個体識別が可能です。
撮影した画像をAIが判定し、瞬時にその製品や部品そのもの(個体)を識別・特定できる画像認識サービスです。
【使用手順】
登録
識別したい製品や部品の表面をカメラで撮影する。AIが表面の微細な特徴を「数値データ」に変換し、製品IDなどの情報と紐づけてデータベースに保存する。

照合
個体を特定したいタイミング(流通時、検品時、返品受付時など)で、再度その製品の表面をカメラで撮影する。システムが撮影した画像のデータを、登録済みのデータベースと瞬時に照合。

判定
照合した結果、「どの個体(ID)なのか」を自動で特定し、画面に結果を表示します。
照合・判定はあっという間におこないます。
【実験】
~付箋用紙1枚目と2枚目を識別できるか~
肉眼では、全く同じに見える付箋用紙(同じ束の1枚目と2枚目)をGAZIRU.zで照合してみると…

識別スコアは0.17 (※スコア0:全く異なる / スコア1:同一)
つまり、肉眼では同じに見える付箋であっても、GAZIRU.zの目にかかれば、画像の一致度は、極めて低く「完全に別のもの」と瞬時に判定されました。(※実験環境による算出スコア)
この高い識別能力があれば、「製品ひとつひとつ」の管理を効率よく行うことができます。
これまで管理のために現場で行っていたラベル印刷・貼り付け・追加工といった手間や工程(工数)をカットすることができます。「個体管理はしたいけれど、現場の作業負担を増やしたくない」という願いが叶います。

ラベルを使用しないため、貼り間違いやラベル剥がれによる異物混入リスクを低減できます。これなら品質管理が重視される医療・精密機器などの現場でも活用できそうです。

レーザー刻印機のような高額な専用設備の定期メンテナンスや、部品交換(レーザー発振器など)の費用が不要です。また、レーザーの出力ミスや位置ズレによる「刻印不良」も発生しないため、製造ラインを止めるコストや、手直しにかかる人件費も大幅にカットできます。
さらに、万が一、不良品が発生した場合も、GAZIRU.zなら対象個体を特定しやすいため、良品まで廃棄するリスクを減らすことができます。
GAZIRU.zによる個体管理は、製品の品質保証やトレーサビリティ向上につながり、企業の信頼性の向上にも貢献します。
とはいえ、
「うちの小さな部品でも識別できるかな?」
「反射が強い金属でも大丈夫?」 「事前準備は難しい?」
といった疑問を持たれる方も多いのではないでしょうか。

「印のつけられない微細なものをしっかりと管理する新しい方法」をぜひ見てみませんか?
GAZIRU.zについてのご不明な点は、下記のボタンよりお気軽にお問い合わせください。